あめとむち

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11/9/2024, 1:22:45 PM

今でも、脳裏に焼き付いて離れない光景がある

その日はバレンタインデーだった
私は彼を呼び出し
学校近くの図書館前で待っていた

いつもは自転車の彼だが
その日は歩きだった

少しずつ彼の姿がはっきりしていく
学ラン姿の彼

朝日に照らされた彼の姿は
なんとも神秘的でかっこよくて儚くて

私はこの光景を思い出すたび
彼を恋しく思う

9/11/2024, 1:22:27 PM

共通テストまで後25日

緊張で眠れないこともなく
焦って勉強ばかりするのでもなく
私は映画を見ていた

一緒に映画鑑賞をしていたお母さんが
私にプレゼントをくれた

私は推しのグッズだと思い
とてもワクワクしていた

けれど、プレゼントはグッズでなく
カレンダーだった

ただのカレンダーではない
受験までの日めくりカレンダーであり
一枚一枚に推しの写真や家族の写真が貼ってあった

とても素敵なプレゼントだった

9/7/2024, 12:25:12 PM

美しいと思った

暗闇を照らす蛍のように
彼女は戦っていた

まるで天使が踊るように
剣を振るう彼女

赤黒い水飛沫を背景に
彼女は舞う

この胸の高まりは
一体何であろうか

あぁ、、、
彼女から目が離せない

9/6/2024, 1:08:13 PM

あの子は走る
誰よりも速く

あいつは歩く
急足でね

あの方は歩く
ゆっくりと

なぜ彼らは動くのか
それはね

彼らの仕事だからさ
時を告げるという

彼らは今も
働いている

8/25/2024, 1:31:41 PM

部活帰りに図書館で勉強をする
それが僕の日課である
だが今日は違った、、君がいた
勉強を真面目にする性格ではないだろうに

 玻乃、偉いな
 一緒に勉強してもいい?

君の答えを聞く前に、僕は君の向かい側に座った

 雄也、、
 聞いた割には、もう座ってるのね

 まあな、、、

互いに集中して取り組んでいるため会話はなかった
たが、それが心地良くもあった
誰かと、君と勉強するのも悪くないなと思ってしまった

 なぁ、帰り久しぶりにラーメン食べに行かないか?

 賛成、じゃあ後三十分勉強しよ

 おう

あぁ、だめだ
上がりきった口角が君に見えなければいいのだが、、

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