旅の始まりも終わりも
どちらも素晴らしいものだけど
旅の途中が一番面白い
旅の始まりは希望に満ち溢れ
旅の終わりは思い出に満ち溢れ
旅の途中は好奇心に満ち溢れる
自分自身の思うがままに歩むこの旅は
どんな贈り物を私にくれるのだろうか
私は何を見て、感じ、成長するのだろうか
そして失うのだろうか
さぁ、未来に向かって歩もうではないか
私たちの旅は始まったばかりだ
ちょっくらいってくる
ゆた君はそう言ってさってった
赤白ぼう子かぶって
少し早歩きで
ゆた君はわたしをなかした子たちに
ぶつかってった
どんどんぶつかり合いが強くなってった
ちょっこっとこわかった
だけど
とってもどきどきした
バレー部 セッター 179㎝
この3つが頭から離れない
さっき友達の付き添いで
違うクラスの子らと話をしたんだ
その中の一人が
バレー部のセッターで
身長は179㎝なんだって
それから頭の中には
その子のことでいっぱいになった
というのも3つの言葉が
反芻するだけだけど
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この日だと思う
君を好きになったのは
私が書いてきた文章が
君に届きますように
君は嫌がるかもしれないけれど
もう少しだけ君を好きでいさせて
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セッターとセーター間違えました
今でも、脳裏に焼き付いて離れない光景がある
その日はバレンタインデーだった
私は彼を呼び出し
学校近くの図書館前で待っていた
いつもは自転車の彼だが
その日は歩きだった
少しずつ彼の姿がはっきりしていく
学ラン姿の彼
朝日に照らされた彼の姿は
なんとも神秘的でかっこよくて儚くて
私はこの光景を思い出すたび
彼を恋しく思う
共通テストまで後25日
緊張で眠れないこともなく
焦って勉強ばかりするのでもなく
私は映画を見ていた
一緒に映画鑑賞をしていたお母さんが
私にプレゼントをくれた
私は推しのグッズだと思い
とてもワクワクしていた
けれど、プレゼントはグッズでなく
カレンダーだった
ただのカレンダーではない
受験までの日めくりカレンダーであり
一枚一枚に推しの写真や家族の写真が貼ってあった
とても素敵なプレゼントだった