あめとむち

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5/12/2024, 12:25:47 AM

飾らない君が好きだ。

去年の夏、電車に揺られる君を見て心が高鳴った。
君がここの会社にやってきた時は運命かと思った。

僕が君に思いを告げた時、
君はキッパリと僕を振ったね。

だが、僕の気持ちは膨れるばかりだ。
さあ、僕の心を奪ったこと後悔しな。
まあ、しても遅いのだが、。

今日も僕は君に、愛を叫ぶ。

5/6/2024, 11:47:00 AM

明日世界が終わるなら、
夜眞さんはどうしますか?

私は、もう一度あの場所で、
夜眞さんのぬくもりを感じたい、。

蛍の光に包まれて、
夜眞さんの香りを身に纏う。

低くどすのきいた声で、
私の名前を呼んで、、。

明日世界が終わるなら、
私は夜眞さんと共にいたい。

5/1/2024, 4:57:50 AM

 なんだ、ここは、、。
俺は目の前に広がる光景に目を疑った。

さる、きじ、いぬ、もも、、、。
そして、大勢の鬼。

そこにはかつての友がいた。
そしてかつての戦友たちがいた。

もう二度と会うことはないと思っていた。
だが、またこうして会うことができた。

こんなに嬉しいことはない。

さぁ、友よ。
今、このひと時を共に過ごそうではないか。
拳でなく、言葉で互いを知ろうではないか。

4/22/2024, 2:22:15 AM

白冨くん、、。
そう言って悲しそうに笑う君を、
僕はみたくなかった。

けれど、僕は君に告げなきゃいけない、。
僕はあと一年もいきられないから、
瑠奈ちゃん、君と一緒にいられないから、、。

君に会った時から、ずっと大好きだった。
弱虫な僕を見つけてくれて、ありがとう。

僕は君のことをずっと想っている。
だから告げよう、君に、、、。
心に滴るしずくを無視して、。

瑠奈ちゃん、別れよう。

4/17/2024, 8:54:45 AM

ある一つの絵画を前に、私は私の中にのめり込む。
このような感覚を、前に一度経験していた。

あの日、就活に悉く失敗し、
心身ともに疲弊していた私は、
目に止まった世叉無美術館に入った。

歩いているとふと目に止まった、一枚の絵。
淡く、儚げなさまざまな色がシャボン玉のように、
描かれていた。夢見る心、という題であった。

何分、何時間経ったであろうか。
いつのまにか2時間が経過していた。
頬に薄くてきらりとひかる跡を残して、、、。

今日もあの日と同じであった。
ただ一つ違うことがあるとすれば、、、。

私は今、学芸員として美術館で働いている。

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