貴方は私を好きじゃないのに
なぜそんな顔をするの
貴方は私を好きじゃないのに
なぜ私に優しくするの
貴方は私を好きじゃないのに
期待など抱かせないで
私は貴方に恋したくないのに
貴方は私を惹きつける
今日の天気は、、ところにより傘、か。
いや、え?
ところにより傘?雨じゃなくて?
いや、きっと見間違えだ。今日は疲れてるんだ。
そうに違いない。
コーヒーを飲んで少し落ち着いてから、
もう一度天気予報を見てみよう。
、、、見間違えではなかったか、。
あれか、あれなのか?
ツッコミ待ちなのか?
ふはは、
とるにたらない頭を使いすぎて知恵熱が出てきた。
こういう時は、人に頼ろう。
幸代に聞いてみよう。出てくれるかな、電話。
やっぱり、寝よう。
昨日別れた彼女に電話するのはちょっとね、、、。
特別な人 4年3組 那谷 雄也
僕の特別な人は空手の先生です。
先生は僕に空手のことだけでなく、
礼儀や日々の心構えなどいろんなことを
教えてくれます。
僕が試合で負けて泣いてしまった時、
先生は僕に言いました。
泣くな。
泣いていては己の歩む道が霞んでしまう。
僕は先生の言葉のおかげで、
その日から、前を向いて歩くことができています。
たとえ辛いことがあっても、困難に直面しても
僕は己の力でそれを乗り越えてゆきます。
嫌だなー、死ぬの。
死んだらひとりぼっちじゃないか。
僕がそう言うと、天矢は答える。
友也、それは違うよ。
死んだら死神がそばに来てくれるから一人じゃない。
ふたりぼっちだ。
なんだそれ、僕は天矢の言葉に呆れる。
死神がいたとしても、死後の寂しさはとてつもないものだろう。
僕は寂しがり屋だし。
死神は怖いけどいい奴なんだ。
友也もきっと好きになる。
意味がわからない。どうして断言できるんだよ。
僕はそう言おうとしたがやめた。
答えを聞くのが怖くなったからだ。
不思議な夢を見る。それは決まって豪雨の日に見る。
夢で私は、巫女の姿をしており弓の使い手であった。
弓の練習をしている際、決まってやって来る男がいる。
そやつの名を私は知らない。
たわいのない話をするだけの不思議な関係。
ある時、そやつは怪我をしていた。訳を聞かなかった。
聞いてしまったら、もう二度と会えない気がしたから。
その日を境に、夢を見る頻度が少なくなってきた。
豪雨の日でさえ、見ることがなくなった。
なくなってから気づくとはこういうことか。
いつのまに、そなたは私の心を奪っていたのだな。
今日、久しぶりに夢を見た。
いつもは決まってそなたから話をする。
だが、今日は私の話を先にしてもよいか。
夢が覚める前に、伝えたいことがあるのだ。