あめとむち

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3/20/2024, 1:15:27 AM

初めての任務。
任務といっても、国家の存亡をかけた暗号の解き合いなのだが、、立派な任務だな。

初めてなのだからもっと簡単なものにしてほしい。
そんなことを口にすればすぐに私の首は飛ぶだろう。

なんだろう、思っていたのと違う、、、
初めての任務というものはもっとこう、
胸が高鳴るような、こう、ワクワク感というか、、、

そういうのが全くないのだ。
むしろ重圧感が凄まじい。
ストレスで胃に穴が開きそうだ。

あぁ、そうこうしているうちについてしまった。
上司の圧が強い、強すぎる。
1分前にちゃんとついたのに、

はぁ、任務を遂行せねば。

3/18/2024, 2:14:55 AM

泣かないよ。
この辛い恋はもう終わりを告げたのだから。

泣かないよ。
貴方はもう他の人と幸せを分かち合っているのだから。

泣かないよ。
もう、泣かないよ。

貴方の良心を傷つけることも、
貴方の寛容さに漬け込むことも、もうしないのだから。

泣かないよ。

3/16/2024, 10:19:13 AM

突然の尿意により、俺は目覚めた。まだ夜中の1時。

トイレは部屋を出て廊下をまっすぐ行き、つき当たりを右に曲がったところにある。
場所は知っている。
ただ、一つ問題がある。

俺は夜、1人でトイレに行けない。
これだけは言っておく、俺は怖がりではない。
ただ、夜中にトイレに行く行為にとてつもない恐怖を感じるだけだ。

部屋には友達が5人。実は修学旅行中なんだ。

親友の六太に頼むか?いや、それは否だ。
高二にもなって1人でトイレに行けねーのかよ!
そう貶されるに決まってる。

だが、時間はない。俺の下半身が悲鳴をあげている。
やむを得ない、、恥をしのんで六太に、、、
まて、まて、まて、、、太ももにつたっているのは何だ

3/15/2024, 4:57:05 AM

僕たちの関係を言葉で表すなら、
恋人という言葉が相応しいだろう。

だが、僕たちは互いを愛し合ってはいない。
互いの利益が一致したから付き合ったにすぎない。

僕たちは愛し合ってはいないはずなんだ。
少なくとも貴方は僕を愛してないはずだ。

だから分からないんだ。
なぜ貴方はそのような瞳で僕を見つめるのか。

安らかな瞳で。
この世に未練はないという、穏やかな瞳で。

僕は分かりたくない。
貴方の瞳が意味することも、僕のこの心の痛みも。

3/13/2024, 12:29:57 PM

君はよく1人で泣く。
声を押し殺して泣くんだ。

多くの人は、君も含め、
私を見ることも、私の存在を知ることもない。

だから君は知らないだろう。
私が君を思い、そばにいることを。

君のために私にできることは他にあるのだろうか。
1人で戦っている君のために。

私はモノに触れることができない。
特殊な能力を持っているわけでもない。

私は君のそばにいることしかできない。
君の幸せのために祈ることしかできない。

だから今日も君のそばにいるよ。
君の未来が少しでも明るくなるように祈るんだ。

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