あめとむち

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3/25/2024, 6:40:41 AM

今日の天気は、、ところにより傘、か。
いや、え?
ところにより傘?雨じゃなくて?

いや、きっと見間違えだ。今日は疲れてるんだ。
そうに違いない。

コーヒーを飲んで少し落ち着いてから、
もう一度天気予報を見てみよう。

、、、見間違えではなかったか、。
あれか、あれなのか?
ツッコミ待ちなのか?

ふはは、
とるにたらない頭を使いすぎて知恵熱が出てきた。
こういう時は、人に頼ろう。
幸代に聞いてみよう。出てくれるかな、電話。

やっぱり、寝よう。
昨日別れた彼女に電話するのはちょっとね、、、。

3/24/2024, 6:26:40 AM

特別な人        4年3組  那谷 雄也

僕の特別な人は空手の先生です。
先生は僕に空手のことだけでなく、
礼儀や日々の心構えなどいろんなことを
教えてくれます。

僕が試合で負けて泣いてしまった時、
先生は僕に言いました。
 
 泣くな。
 泣いていては己の歩む道が霞んでしまう。
 
僕は先生の言葉のおかげで、
その日から、前を向いて歩くことができています。
たとえ辛いことがあっても、困難に直面しても
僕は己の力でそれを乗り越えてゆきます。

3/22/2024, 4:05:56 AM

 嫌だなー、死ぬの。
 死んだらひとりぼっちじゃないか。

僕がそう言うと、天矢は答える。

 友也、それは違うよ。
 死んだら死神がそばに来てくれるから一人じゃない。
 ふたりぼっちだ。

なんだそれ、僕は天矢の言葉に呆れる。
死神がいたとしても、死後の寂しさはとてつもないものだろう。
僕は寂しがり屋だし。

 死神は怖いけどいい奴なんだ。
 友也もきっと好きになる。

意味がわからない。どうして断言できるんだよ。
僕はそう言おうとしたがやめた。
答えを聞くのが怖くなったからだ。

3/20/2024, 11:05:22 AM

不思議な夢を見る。それは決まって豪雨の日に見る。

夢で私は、巫女の姿をしており弓の使い手であった。
弓の練習をしている際、決まってやって来る男がいる。

そやつの名を私は知らない。
たわいのない話をするだけの不思議な関係。

ある時、そやつは怪我をしていた。訳を聞かなかった。
聞いてしまったら、もう二度と会えない気がしたから。

その日を境に、夢を見る頻度が少なくなってきた。
豪雨の日でさえ、見ることがなくなった。

なくなってから気づくとはこういうことか。
いつのまに、そなたは私の心を奪っていたのだな。

今日、久しぶりに夢を見た。
いつもは決まってそなたから話をする。
だが、今日は私の話を先にしてもよいか。
夢が覚める前に、伝えたいことがあるのだ。


3/20/2024, 1:15:27 AM

初めての任務。
任務といっても、国家の存亡をかけた暗号の解き合いなのだが、、立派な任務だな。

初めてなのだからもっと簡単なものにしてほしい。
そんなことを口にすればすぐに私の首は飛ぶだろう。

なんだろう、思っていたのと違う、、、
初めての任務というものはもっとこう、
胸が高鳴るような、こう、ワクワク感というか、、、

そういうのが全くないのだ。
むしろ重圧感が凄まじい。
ストレスで胃に穴が開きそうだ。

あぁ、そうこうしているうちについてしまった。
上司の圧が強い、強すぎる。
1分前にちゃんとついたのに、

はぁ、任務を遂行せねば。

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