泣かないよ。
この辛い恋はもう終わりを告げたのだから。
泣かないよ。
貴方はもう他の人と幸せを分かち合っているのだから。
泣かないよ。
もう、泣かないよ。
貴方の良心を傷つけることも、
貴方の寛容さに漬け込むことも、もうしないのだから。
泣かないよ。
突然の尿意により、俺は目覚めた。まだ夜中の1時。
トイレは部屋を出て廊下をまっすぐ行き、つき当たりを右に曲がったところにある。
場所は知っている。
ただ、一つ問題がある。
俺は夜、1人でトイレに行けない。
これだけは言っておく、俺は怖がりではない。
ただ、夜中にトイレに行く行為にとてつもない恐怖を感じるだけだ。
部屋には友達が5人。実は修学旅行中なんだ。
親友の六太に頼むか?いや、それは否だ。
高二にもなって1人でトイレに行けねーのかよ!
そう貶されるに決まってる。
だが、時間はない。俺の下半身が悲鳴をあげている。
やむを得ない、、恥をしのんで六太に、、、
まて、まて、まて、、、太ももにつたっているのは何だ
僕たちの関係を言葉で表すなら、
恋人という言葉が相応しいだろう。
だが、僕たちは互いを愛し合ってはいない。
互いの利益が一致したから付き合ったにすぎない。
僕たちは愛し合ってはいないはずなんだ。
少なくとも貴方は僕を愛してないはずだ。
だから分からないんだ。
なぜ貴方はそのような瞳で僕を見つめるのか。
安らかな瞳で。
この世に未練はないという、穏やかな瞳で。
僕は分かりたくない。
貴方の瞳が意味することも、僕のこの心の痛みも。
君はよく1人で泣く。
声を押し殺して泣くんだ。
多くの人は、君も含め、
私を見ることも、私の存在を知ることもない。
だから君は知らないだろう。
私が君を思い、そばにいることを。
君のために私にできることは他にあるのだろうか。
1人で戦っている君のために。
私はモノに触れることができない。
特殊な能力を持っているわけでもない。
私は君のそばにいることしかできない。
君の幸せのために祈ることしかできない。
だから今日も君のそばにいるよ。
君の未来が少しでも明るくなるように祈るんだ。
僕は昔から好奇心旺盛な子だった。
知識を身につけるのが好きなのだ。
知れば知るほど欲が出る。
もっと知りたいと。
だけど、僕だけではないだろう。
人は皆、知りたがりなんだ。
ありとあらゆる謎に対して、答えがないと落ち着かないのだ。
その答えが正解であろうとなかろうと、、、
人は皆、答えを見つけたいのだ。