あめとむち

Open App
3/11/2024, 11:40:16 AM

爺さんや爺さんや、今日の新聞届きましたよ。
ここに置いときますからね。

婆さんや婆さんや、おっきなきゅうりがとれましたよ。
こんな立派なきゅうりをわしゃ今まで見たことないよ。

爺さんや爺さんや、今日は天気がいいですよ。
お庭でご飯を食べましょうか。

婆さんや婆さんや、散歩に行きましょうよ。
今日は空気が澄んでいますから。

爺さんや爺さんや、私は幸せもんですよ。

婆さんや婆さんや、わしゃ幸せもんだよ。

これから先もずっと、二人で歩んでいきましょうね。

3/10/2024, 11:05:59 AM

ねぇ、なーちゃん。
ヒーローか、敵、結婚するならどっち?

さやかはねー、敵!
だって、ヒーローは平和のためにさやかよりも世界を優先するでしょ?
でも敵ならさやかを一番に考えてくれるじゃん!

あっ!今そんなことはないって思ったでしょ
でもさ、かくりつ?的にゆえばそういうもんなんじゃないのかなぁ。
いや、そういうもんではないのか?
うーん、なんかもうわからんわ!

ねぇ、なーちゃん。
さやかはなーちゃん一番だからね!

3/8/2024, 11:24:03 AM

お父さんはよく昔話をする。
玻乃はちっちゃい時こんなだったとか、お母さんはあんなだったとか、そんな話。
今日も私のちっちゃい頃のことを話してた。

その日はちょうど双子座流星群がよく見える日で、私たち三人は星空を見に山へ行ったらしい。
しばらくすると、流れ星が流れたという。

かね かね かね

私は流れ星が見えた途端そう言ったそうだ。
確かに、お金があれば欲しいものは買えるだろう。
小さい時から現金な子だったのだろうか。

今もお金は大切だと思う。
でももっと大切なものをもう持っている。

3/6/2024, 11:21:45 AM

 大丈夫、僕たちは強い絆で繋がっているんだから!

昔、お前はそう言った。
今でも俺たちはたまに飲みにいくくらいの仲ではある。

夜風にあたりながら当時のことを思い出す。
あの日、お前がここを離れると告げた日
俺はお前と離れるのが辛くて泣きじゃくってた。
そんな俺に告げた言葉。実は続きがある。

 大丈夫、僕たちは強い絆で繋がっているんだから!
 だから真人、泣かないで、
 ねぇ真人、絆って何処にあると思う?
 僕はね、ここだと思うんだ。
 僕の手と真人の手の間。
 寂しい時苦しい時、こうやって手を前に出してみて。
 僕も、辛い時、真人に自慢したいって時にもするよ!
 
確かこの後も何かを言ってた気がするが覚えていない。
まあ、小学生の頃だから覚えていなくても仕方ないだろう。今でも俺は、何かあったら手を前に出して元気をもらっているよ。


3/5/2024, 11:35:11 AM

たまには素直になってみようじゃないか。

そこのお山座りでしょげてる白冨君よ。

君の可愛い不貞腐れ方が好きだ。
口いっぱいに食べ物をつめるところが好きだ。
少しクセのある笑い方が好きだ。
努力を惜しまないところが好きだ。
挨拶、お礼をきちんとするところが好きだ。

君の好きなところ、日に日に増えていく。
それくらい、君は魅力的な人だ。

白冨君に出会えてよかった。
ありがとう。

Next