灰田

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5/7/2024, 10:38:44 AM

「初恋の日」

「初恋。最初の恋。特別?
いくらでも、更新されていく思いのなかで、
流れてゆく時間のなかで、
振り返ったらその 「特別」 はきれいですか?
それとも 「苦い」 ですか?
よく、レモンにたとえられてるようですけど…「すっぱい」のかな?

チョコレートのように甘く、
たこ焼きみたいに熱々で、

叶わなかった恋は複雑な味なの?…でもおいしかった?

たまには叶った初恋もあって、それはそれでどんなかしら?え?……夢みたいかもって?
チュロスとか綿あめみたいな味?ドロップかな?
それとも、ほろ苦いの?ゴーヤー?、ふきのとうみたい??
あの、変な感じのシュワシュワのビールみたいなの?」

好奇心でらんらんと輝く君の目よ……
ピンクの髪にオレンジのくちびる、
ピコピコ可愛くゆれうごく、二本の触覚。

君は地球に降りてきた、食べることが大好きな、
それはそれは大好きな、宇宙人の女の子。

初恋どころか恋が何かも知らないので、何でも食べ物につながってしまうのだ…。

しかも、食べ物についてはけっこう詳しい…。
ぼくがついていけない…。
ふきのとうって…。うーん、ビン詰めのふきのとう味噌と天ぷらくらいなら…食べたことあるよなぁ…?

秘密の友だちはぼくに、初恋について聞くのだ。
人選、誤ってるってば。

キラキラした目、とても可愛い………
ほんと、人選ヤバいでしょ?

「ぼくの初恋は君です」って言ったって、
また何か食べ物にたとえられてぼくが困るだけでしょ………

え?何黙ってるんだって?
恋の概念くらいわかる?ほんとかなぁ…
え?何だって?

たとえるなら、猪鍋!?いのししなの(@_@;)
何で!!

※恋はいのしし。わかるような氣がしないでもない。



5/6/2024, 10:37:22 AM

明日世界が終わるなら

終わるなら…終わってもいいように生きなきゃって思っている。む…重たっ。

終わってもいいように、楽しいって思えることを積み重ねられたらいいね。
思い残すことは無いぞっ、「見るべきものは見つ」って言って。

なかなかそうはいかなくて、後悔するんだよね…。
あ。これは日常のことだけど。

でも、もう会えない大事な人にしてあげたかったことを、その氣持ちを、
今ここにいる自分にプレゼントしてみようかなって思う。
本当に後悔するなら、してあげたかったことがあって悲しいなら、自分を満たす方法をおぼえて次に出会った時にめいっぱい愛せるように、チャージしておく…なんていうかパワー✨を。
それ、伝わると思うんだよね。ていうか、それがいちばん近道。ショートカットーーー(๑•̀ㅂ•́)و✧

それに…楽しみを先送りにし続けて来た私が身にしみてることだけど…楽しみは退色する。
楽しい!!って思うとき楽しまなきゃ、損、損。
で、私が楽しくなきゃ、まわりも楽しくない。
思いは伝染するから。

本当に大事なひとを大事にするためにも、自分を大事にする。自分にしてあげたことだけがリフレイン出来るから。
そりゃ、やりたくないこと、たくさんあるよ…(/_;)
でもそのなかにちょっとだけ、ほんの少しだけでも楽しさを混ぜ込む。
おむすびの具みたいに。🍙。

…そう思ってるんだ。そしてそう生きていると思う。まだまだ手探りだけど💦

今はだから、楽しみながらお部屋のお掃除、お片付けしてたりもします😊🌟

5/5/2024, 1:58:08 PM

君と出逢って
ラムレーズンのジェラートが、おいしいのを知った。
チョコレート一択だったぼくの世界に、ささやかな亀裂が入り、けっこう長い間ラムレーズン一択の時期が続いた。

ラムレーズンと言えば君。
君と言えば、ラムレーズン。

なんか、申し訳ない……(^_^;)💦

でも、めったにあわなくなった今も、まぁ、ラムレーズンのジェラートを見たり食べたりすると、絶対に思い出すんだよね。

ジェラート食べてお腹が寒くなっても、胸のあたりはぽかぽかするので、

君はぼくにとって、甘くて冷たくてあったかい人なわけだよ…今もね…。

5/4/2024, 10:33:40 AM

「耳を澄ますと」

遠くをゆく車の音
冷蔵庫のモーター
…この音はバイクか。

もう夜だから、この辺りではあまり人声もしません。
小学校がすぐそこだから、朝や昼間はにぎやかな時もあります。
運動会ではよく「パプリカ」が流れていました。

いちばんよく聞こえるのは鳥の歌声ですね。
素晴らしい声で抑揚つけて歌う鳥がいて、聞けたらラッキー(^^)、うぐいすもつっかえながら(笑)歌っています。春だから。…夏は蝉が大騒ぎですが。

それから、静かな夜に静かに、本を読む声も聞こえます。
私が音読する声です。

これは耳を澄まさなくても、体内から響いてきます。

あ、でももし耳を澄ませたら、体内から、血の流れる音も聞こえるかもしれませんね…?

鼓動が響くのは、わかりますから…それに重なって…
循環している生命の音が、聞こえてくるかもしれないですね。

ゴーッ!!っていって流れてるかも…(^^)
ゴーッ!!←割とうるさいイメージ持ってる(^_^;)

5/3/2024, 12:34:24 PM

「ふたりだけの秘密」

★君を傷つけるひとは、いなくなってしまえばいいじゃないか…?

時間のはざまに置いていって、それで済ませてしまえば良かったんだ。
何であんなヤツ助けに戻ったりしたんだよ…

時間を自由に行き来する君の能力なら、そんなこと簡単だったのに。「ふたりだけの秘密」にしてしまえば、誰にもわかりはしないのに。

あいつは君を付け狙っていた。あいつの能力は僕たちが時間を移動することで出来た、新しい世界を壊してしまう能力だ。
あいつは、古い世界が好きなんだよ、既得権益が好きなんだ。

自由に生きれる世界を嫌うなんて、どんな悪者だよ、その上、君の能力を恐れて君を殺そうとしたんだよ?
…何で、助けたりなんかしたんだよ!

☆助けなきゃいけなかったの。
あなたの抱く殺意は、せっかくあなたのために創った世界から、あなただけを弾き出してしまうのよ。

もう、新しい世界は当分創れそうもないの。
私たちが抱いてしまった殺意こそが、その世界から私たちをスポイルする。

もし、彼を殺してしまっていたら、「この私たち」ではもうそこまで辿りつくことは出来なかった。

今は時を待つの。
ねぇ、わかって。

また最初から、創り直しだけど、今度こそ…
あいつには見つからずに、「あの世界」に辿りつくルートを見つけよう?

「ふたりだけの秘密」を、…しっかり創り出そう?



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