古びた書物の1ページ

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7/17/2024, 10:10:40 AM

『遠い日の記憶』

澄んだ青空と入道雲。
蝉時雨の降り注ぐあぜ道を
白いワンピースの君が歩く。

絵に描いたような美しい光景。

今となっては夢のようだが、確かにある

私を支える

遠い日の記憶。

7/4/2024, 8:26:28 AM

『この道の先に』
なだらかな道の先にはどこまでも平原が続いているかもしれない。

急な坂道を上った先には見晴らしの良い素晴らしい景色が広がっているかもしれない。

茨の道を抜けた先には色とりどりの美しい花が咲き乱れているかもしれない。

けれど、

数多の闘いを勝ち抜いた先には何も残っていないかもしれない。

希望を求めて進んだ先にはさらに真っ暗な闇が広がっているかも。

それでも、どんな道でも、
自分で決めて、自分の足であるいていく。
この事に価値があるのだろう。

何もないなら作り上げて、希望がないなら自分が誰かの希望になれば良い。

だから私は、

今日も人生というこの道を進んでいく。

6/27/2024, 11:43:51 AM

『ここではないどこか』

僕と貴女では到底釣り合わない。
それでも、貴女も僕を望んでくれるなら。

ここではないどこかで会いましょう。
僕が迎えにいきますから、それまで待っていて。
何年、何百年、何万年と時が流れても
この体が朽ちて灰になり
魂だけになっても

僕があなたを迎えにいきます。

ここではないどこかで、もう一度会いましょう

6/14/2024, 7:56:59 AM

『あじさい』
あじさいの色は日ごとに移り変わって行くものです。

それでも、私の貴方に焦がれるこの思いは
移り変わることなどありません。

ですからどうか、
もう一度私のもとを訪ねてくださいませんか?

この心を吹き荒らす嵐を晴らしてください。

6/12/2024, 8:07:48 AM

『町』

空き家の多い田舎町。
あまり有名でもなければ、人も少ない。
けれど、確かにある私の帰る場所。

暖かい故郷よ。

この町があるからこそ
私は頑張ることができんるだ。

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