古びた書物の1ページ

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6/11/2024, 8:23:20 AM

『やりたいこと』

貴女と明日を生きて行きたい。
地位も名誉も投げ捨てて。
金も栄光も必要ない。

ただ、過ぎ行くときの一瞬を貴女と生きていたい。

6/10/2024, 7:17:29 AM

『朝日の温もり』

淡く、それでも確かに
少しずつ目覚める世界。
鳥が唄い始める。
花が開き始める。
ゆっくりゆっくり夢が覚める。

今夜も、貴方は来てくれなかったのね。

私を目覚めさせたのは、
貴方の温もりではなく
朝日の温もりでした。

6/7/2024, 1:04:45 PM

『世界の終わりに君と』

もう、明日など望まない。
正義も。希望も。未来も。時間も。そして、お金も。
結局、何も解決はしてくれない。

そんなこと、とうの昔から分かっていたのだろう。
ただ、認めたくなかっただけで。

いつからか
世界は灰色にくすみ
夢は輝きを失った。
機械のように同じ日々を過ごし
心許せる人もおらず。
やる気も元気も志も
何も持たずに、何も考えずに、
自らの役目を全うする。

それこそ生きる屍だ。

それでも、こんな私でも側に居てくれるなんて、
あなたは存外物好きですね。

最後に、1つだけ望んでも良いですか?

世界の終わる今日という日に、あなたと居たい。
つまらない日々のなかで、
あなたは私の唯一の光だった…

6/6/2024, 12:31:49 PM

『最悪』

常に周りを警戒し、
5分前行動は当たり前。
ありとあらゆる事態を想定し、
入念に計画を練る。

最悪とは「想定外の出来事が起こる事」ではない。
「自らにとって不利益になること」でもない。

本当の最悪とは
「対処できない」ことだ。

故に、
私に最悪など起こりはしないのだよ。


5/31/2024, 7:09:31 AM

『終わりなき旅』

月に誘われて旅にでた
星を目指して旅にでた
風に憧れて旅にでた


自由を求めて旅にでた。

人生という短い時間のなかで
君に会いたくて
終わりなき旅にでたんだ

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