こぼれたアイスクリームをもとへは戻せない
ましてやトリプルをオーダーしたのだから
修正不可!
私達の青春
出会った頃には戻れない
際立つ個性の3人だったから
高みを目指し積み上がるはずだったのに
まるでアイスクリームの様に柔だった
熱くなればなるほど流れ落ち
指の隙間からこぼれ落ち
悲鳴とため息が加速する
抜け殻の様なコーンを手にして呟く
修正不可?
やさしさなんて
やさしさって何?って問われたら
人に興味がない人が使う 都合のいい隠れ蓑って
そう バッサリ切ってしまうわ
今の自分
やさしさに臆病になっちゃった証拠かも
この歌が好きだったはずなのに
♪やさしさに包まれたならきっと
目に映る全てのものがメッセージ♪
星を追いかけて
同郷の推しを追いかけていたら
推しが星になった
押しも押されもせぬスターになって
推しはどんどんステージを上げ輝きを増した✨
世界を見据えた巣立ちの間際
ある日突然その推しが消えた
共に笑顔で今を生きていたのに…
空を見上げ
一足先に飛び立った
そして星になったんだと言い聞かせる
なのにこの空虚感はなんだ
追っかけから 推しを育てるにシフトした
私の思いは失速し地面に落っこちたまま
流れ星よ
もう一度あの推しを 星を追いかけさせて✨
飛べ飛べとーんび
そーらたーかーく♪
羽を広げて風を孕み
一本松のまわりを旋回する一羽の鳶
今日も会えたな
ゆうゆうとやけにのんきそうじゃないか
孤独を楽しんでいるのか
オレは今日もお前を追っている
空を仰ぎ口ずさむ
飛べ飛べとーんび
そーらたーかーく🎶
ピーヒョロ♪
そうかお前も俺に気づいていたんだな
ハハハ…
ピーヒョロロ🎶
お前には
俺はどう見えているんだ
special day
思い出すのは子どもの時
高熱を出すと特別待遇で2階の座敷に一人寝かされた
見慣れない天井の木目が歪んで襲いかかってくる
苦しいよ先生早く来て
と主治医が我が家へ出向いてくれるのを心待ちにする
どれだけ時間が経ったろう
黒縁メガネの先生が階段越しに現れた瞬間
不思議な事に病のピークは過ぎ去り
「どうだい」との一言で苦しさが遠のいていく
聴診器をあてて
胸を指でポンポン…診察終了
時にはペニシリンをお尻に一刺し
これからの1日2日は学校を休める
寝たいだけ横になっていられる
食べたい物を食べさせてもらえる
朝昼晩 枕元まで食事が運ばれ
貴重な果物の缶詰めが食べたい放題だ
白桃、みかん、パイナップル、さくらんぼ…
窓の外には聞き慣れた近所の子らの声
遊びに入りたいが気だるさがまだまとわりついて見えないバリアに隔てられている
元気な日常と病の今を天秤にかけて
special day はどっち?自分に問うていた…