両面宿儺推し♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥

Open App
5/17/2024, 11:17:27 AM

【真夜中】#6

ある日の真夜中僕は何も出来なかった
あの人は最期にこう言ってくれた
『貴方が悪いんじゃない。だから大丈夫よ。』
って。
僕を罪悪感から解き放とうとしてくれた。
でも、でも、本当のことなんだ。
僕が悪いんだ。僕があれを頼んだから…。
僕が叔父さんに鍋の買い出しを頼まなければ。

叔父さんがあの人を恨んでるなんて知らなかった。いつも仲が良かったのに。
なんで…なんで…2人の大事な人達を一気に奪うんだろう。
みんなからすれば叔父さんは加害者であの人は被害者だ。
でも僕は違うんだ。あの人は憧れであり、好きな人だった。
叔父さんは虐待を受けていた僕を救い出して今まで育ててくれた恩人だ。
あの人は真夜中に死ぬべき人じゃなかった。
叔父さんはこんなことで犯罪者になるべき人じゃなかった。
僕はどこに行けばいいんだろう。

僕も真夜中にあの人と一緒に消えてしまおうか
僕も真夜中に叔父さんと一緒に行ってしまおうか
そうだ。全て真夜中なのが悪いんだ。叔父さんだって暖かい昼だったらあの人を殺すなんて事はしなかったはず。
どうしてどうして叔父さんはあの人を恨んでいるのだろう。
僕は決めた。

5/16/2024, 10:36:53 AM

【愛があれば何でもできる?】#5

テレビで今世界的に有名になっているヤツが俺は気に入らない。
ブツくさブツくさ綺麗事ばっかり言いやがって。
お前子供いるんだろ?どんな教育されたんだよ。と言いたい程だ。
今もMHKのZIBの特集で取り上げられている。こんな感じで
「貴方が笹倉 真由子さんですか?」
『ええ。そうですよ笑』
「少しインタビューしても?」
『勿論。では始めてちょうだい。』
「笹倉さんが“愛”について考え始めたのはいつですか?」
『嗚呼…。私はね、愛については……そうね。高校生ぐらいに考え始めたわ。愛ってなんだろうってね』
「そうなんですね笑では、この小説“愛があれば何でもできる”を描いた理由は?」
『そうねぇ…。私は小さい頃から愛についてのドラマをよく親と見ていたの。親がドラマのような出会いをしたからだと思うわ。私にもそうなって欲しかったんだと思う。だから私は愛で苦難を乗り越えた親を見て、愛で何もかもできるんじゃないかってね。愛があれば地球の消滅だって受け入れて2人一緒にいられる。だから描いたの。』
「へ、へぇ笑そうなんですか…。では、最後の質問です。真由子さんは-」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
という感じだ。ウザったらしいだろ?途中でインタビューする人も苦笑いだ。なんでみんなはこいつをよいしょするんだ?騙されてんのか?“愛があれば何でもできる”ぅぅ?出来るわけねーだろ!愛だって法律からは逃げられねーよ笑
笹倉真由子ってwしわしわネームすぎるwww
でも、顔は良いんだよな。
38っていってもハリがあるし、肌綺麗だし、ボン・キュッ・ボンだし、パッチリ二重だし、鼻筋通ってるし、髪も艶あってサラサラだし…。なんていうか…魔女だなって。
俺は普通の男子高校生だから巨乳派だ。真由子見てるとおぉ…ってなる。でも性格は無理だな。俺見た事あるんだ。他人に“愛”を強制してるとこを見たんだ。愛愛言ってるのに吐き気がしたよ…。愛があれば何でもできるの小説も評価は日本では☆1でレビューも〈高い癖に同じ事違う言葉で言ってるだけw小泉構文〉等等…。何を出版させてんだよ。

5/14/2024, 11:51:11 AM

【風に身をまかせ】#4

風ハ地球ニシカナイモノカ
風ハ宇宙ニモアルモノカ
宇宙人モ風ヲ浴ビテイルノカ
モシ地球ニシカナイノデアレバワタシハ幸セ者ダ
シカシ油断シテルト
イツカキット足元ヲスクワレル
風ニ身ヲマカセスギルトスベテガナクナッテ選択肢ガ少ナクナル

デモネ人生ニ疲レテイルトキニ風ニ身ヲマカセルトトテモ落チ着イテ
マタコレカラノ人生モ頑張ロウッテ思エル
ダカラ幸セニナレル
ダカラ未来ノ貴方ヘ平和ナ未来ガアリマスヨウニ
a「これ…。」
b「…………。ひいおばあちゃんの日記?」
c「表紙に京子って書いてある。」
b「うわあ。古っ!」
a「私持ってていい?」
bc「いいよ〜」

5/13/2024, 1:51:56 PM

【失われた時間】#3

私は遂に見つけた。
あの失われた時間という悲宝を。
あの悲宝は人魚が作ったという伝説がある。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
あるとても美しい人魚は地上の世界を求め、海の中で願い続けた。
『海神よ。海神....様よ。私アイミルは地上に行けるでしょうか。貴方様のお告げをお待ちしています。嗚呼、神よ……』
そして人魚、アイミルは100年間神のお告げを待ち続けた。そこで諦めたのか
アイミルは桃色の綺麗な三つ編みを肩までに切った。そしてその切った髪を祭壇に置き、魔法の言葉を言った。
『我の心魂よ。…たまえ。』
そういった瞬間アイミルの切った髪が燃え尽きた。
アイミルの体が燃え尽きた。
その日から地上では水害がよく起こるようになった。
地上の民は恐れをなし、海の民、人魚から聞いたこの話を元に石像を作って祀った。
海の中には全てが壊れていた。
幾度の水害で海底も限界を迎えていたのだ。
しかし、そこで光るものがあった。
それはアイミルの最期の場所。祭壇だった。
祭壇には燃え屑とアイミルの心魂、悲宝があった。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
という伝説がある。
人魚アイミルは、他の歴史書では人魚と人間の狭間のもので、通称“聖女”と呼ばれていた。アイミルが唱えた『我の心魂よ……たまえ』の中には“産まれ”
が入り、『我の心魂よ産まれたまえ』になる。産まれた心魂は祭壇を母と思い、祭壇だけを護り続けた。本当の母アイミルの祟りにも負けなかった。アイミルは地上のことを逆恨みし水害を起こし、地上をも海の中に引きずり込もうとしていた。あの100年間さえなければと。アイミルの最期の言葉は『100年間で…は世に……足らず。必ず…や見て見…せよう。100年の無のじか…んを........まきも…ど…すた…め…。』
と残してしたそうだ。なんとも興味深い。
まとめると

{アイミルは地上の行きたさに100年もの間神に祈り続けていたが叶わなかった。なので自分の体から心魂を生み出し、心魂の産みの母、アイミルが死んだ。心魂は産んだ母を儀式の祭壇だと思い込み祭壇を一生護った。アイミルは地上が見れなかったことを恨み水害を起こして地上を海の中に引きずり込もうとしたが、人間が作った石像に祀られ、地上が見えた為、祟りは収まった。}
ということだ。
なぜ100年もの間諦めなかったのか、なぜ心魂を残したのか。それはまだ分かっていない。しかし次に分かりそうな気がするのだ。失われた時間を悔やんで…。〜_
Anatanarawakaruhazu.zyamamonohakesita.imakososekaiwosihaisurutoki.konohakasewomimamotteitagamoutumarann.ningya『Aimiru?』sonnanomousutetawa.watasihaaratanasekaiwotukurutamekoitutoyuusyawokorosebaiitanosimidawa.sekaigakowasareruzamawomirenainannte.wたsh、アンたちをころます

5/10/2024, 10:20:18 AM

【モンシロチョウ】#2







ヒラヒラ舞う蝶は
朝日の光に翼を光らせ
皆の視線を独り占めする。

Next