いつもありがとう

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2/7/2024, 1:29:07 PM

陳腐でありふれていて、
面倒な奴だと思われるのが怖くて、
ごまかし笑いながらが精一杯だった。

冗談ではないのに、
その一片も表に出せないのがつらかった。

ずっと誰かに知って欲しかった。

××××。


~どこにも書けないこと~

2/4/2024, 4:15:29 AM

10年後
私が元気に暮らしていますように

100年後
私が生きた痕跡が残っていますように

1000年後
私が好きなこの文化が残っていますように

1年後
私が未来を諦めていませんように


~1000年先も~

1/28/2024, 9:57:49 AM

優しい。
幼い頃、私はそのようにカテゴライズされていた。
少なくとも“良い評価”と認識して生きてきたが、これまでの人生で、その評価が役に立ったことはあっただろうか。
外に出れば優しくない人間は存外少なく、社会に出ようものなら“優しい”と持て囃される機会は限りなくゼロになる。
価値があるものとは「皆が欲しがっていて、数が少ないもの」だ。

早い話が、優しさに価値はない。
無意識に性善説を刷り込まれた人間にとっては、当たり前に持っているべきレッテルでしかない。
故に、常に劣勢を強いられる。
つけ込まれ、時に騙され、搾取、蹂躙される。
正しい倫理観を持つよう喚起する社会ですら、時として性質を利用し、私腹を肥やそうとする。
「正直者が馬鹿を見る」を痛感する。

優しくあることは愚かだろうか?
「それでも優しさは大事だ」と唱えることを、奴隷の鎖自慢と揶揄するか?

「はい」でも私は構わない。
価値のない優しさだけでは残念ながら理想は追えない。
そこには事情があると信じるしかない。

「いいえ」と答える理由。
性善説や社会通念上の反射反応か、強い信念によるものか。
なんだっていい。
これからも不当な損をし続けるだろう。
優しい人間が報われる社会も、まず来ないだろう。
愚かでもいい。
価値がなくてもいい。
だから、私は優しさを大事にする人にだけ優しい人間でいたい。
どうか相応の幸せが訪れますように。


~優しさ~

1/13/2024, 1:22:02 PM

夢を見ていた
内容は――忘れてしまった
ただなんとなく怖かった気がする

少し汗ばんでいる額が
思い出したかのように空気で冷えていく

もっと見ていたかった
目が覚めなくてもよかった

少し鼓動が高なっていた心が
思い出したかのように現実に染まり直っていく

なんとなく怖かった夢
でもそこで生きる私はたしかに自由だった

――あ
早くしないと遅刻しちゃう


~夢を見てたい~

12/31/2023, 11:22:53 AM

大晦日、それから元日も然り
あくまで一年の内の一日でしかない
その考えは今でも変わらずにいる

とはいえ
年末という一時は嫌いではない
しんとした空気がそうさせるのか
独特の雰囲気に酔わされているのか
つい物思いに耽る時間が増える

世情には無関心であっても
蕎麦は食べてしまうし
年が明ければ慣習に従う

この一年が良いものだったかどうか
結論が出るのはもっとずっと先ではあるが
一年の計が元旦にあるのなら
「まずまずだった」とあえて総括しよう

最後に、慣習に従うといったが
それは仕方なく乗じた方弁ではない
いや、これは蛇足だったかもしれない

とにもかくにも
来年もよろしくお願い致します。


~良いお年を~

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