- DAISUKE -

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7/11/2023, 4:53:27 PM

これは大切な息子に送りたいLINE


君が生まれてきた日の話。


鼻の奥をツンとつき抜ける風

雲一つない澄みきった空

カーテン越しでも眩しいくらいに

太陽が綺麗な冬の朝に君は生まれたんだ


病室に元気な産声が響いて

安心と同時に涙が出たのを思い出すよ。

君のママは本当に…本当に…

命懸けで必死で頑張ってくれたんだ

君も本当に…本当に…頑張ったね。


そんな君も、もう来年には小学生か…

その頃にはパパはもうお空の上から

君を見守ることしかできない。



辛いな…

寂しいな…

もっと君の成長を側で見ていたかったな…

本当に…本当に…悔しいな…。


「陽向」

男の子だけど ひなた って

女の子みたいな名前を

君はいつか恥ずかしく思う時がくるのかな…


たくさん悩んで、考えて

思いついた名前もあったけどね

君が生まれた12月19日の朝

初めて君を一目見た瞬間に

「陽向」だって思ったんだ。


陽だまりのように優しくて

君が向かう先に沢山の笑顔が満ちますように…


君の生まれた

あの綺麗な冬の朝に

そんな願いを込めて…。


残り少ない時間だけど

君を精一杯抱きしめたいな


生まれてきてくれて

本当にありがとう

愛してる。


君のパパ 大輔より。



- 陽向 -



[ 読んで下さった方々へ ]


短い間でしたが書く習慣で

出逢えた方々ありがとうございました。

この綴りをもって最後にしたいと思います

本当に沢山の方々に読んで頂いたこと

嬉しさと感謝の気持ちが尽きません

本当にありがとうございました。


-DAISUKE-

7/5/2023, 3:37:22 PM

遠く離れた

君の街まで会いにいく

幸せな時間はいつだって

足早に過ぎていくから…


サヨナラの間際には

いつもの公園のベンチで

次に会う約束と

会えない不安を誤魔化すように

愛を確かめあったよね…。


遠くの空には

少しのオレンジと

深い青のグラデーション

片耳ずつのイヤフォン

清水翔太の「starlight」聴きながら見た

束の間の星空

涙がでるくらい綺麗で…。



- star light -

7/5/2023, 12:06:23 AM

ずっと裏切られてきたから

神様なんて信じない。

だから願ったり、縋ったり

そんなみっともない真似もしない。


神様だけが知ってる?

そんな運命(さだめ)みたいに

勝手なシナリオ書かれて

人生決められてたら堪らない


どんなことがあっても

それはリアル…

願って傷つくよりも

傷だらけで進んでいく方がいい


そんなことを思いながら

空に向かって中指を立てる。



- リアリストの主張 -




7/2/2023, 10:43:01 AM

少し遅く起きた

真夏の休日。

台所から換気扇の音して

肌寒いくらいのクーラーに

薄めの布団に包まりながら

まだこの腕の中で寝息をたてる

そんな君の肌の温もりを全身で感じてる。

閉め切ったはずのカーテンの隙間から

この薄暗い部屋に眩しい

真夏の日差しが差し込む。



ねぇ…今日はなにしようか?



ふいに甘い髪の匂いと

愛しい君の声が小さく響く…


それに答えるように僕は

もう一度

君を優しく抱きしめる



もう少しだけ

この甘い時間を感じていたいな…。






- summer time love -






7/1/2023, 12:40:59 PM

部活終わりの夕暮れ

小さく響く蝉の声

この部室の小窓から見える

校庭の手洗い場。


君じゃなければ

どれほどよかっただろう…

僕じゃない誰かと

楽しそうに話す君

セピア色の世界に居るみたい。


だけどこんな気持ちを

知ってか知らずか

この胸は自分勝手に

ドクン…ドクン…と脈をうつ。




- That summer love ~恋心~ -


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