お題:もう1つの物語
もし、どこかで今生きてる中の選択肢が違かったら、
きっと、生き方なんてちがってた。
たとえ、生まれた場所が変わらなくても、
与えられた選択肢を私たちは常に選択していかなければならない。
これまでも、これからも。
でも、選択1つで何か変わるなら、
たとえ、過去が変えられなくたって、
未来は変えられる。
だから、私は。
常に「与えられた選択肢」の中から選択するんじゃなくて、
自ら選んだ「第三の選択肢」「第四の選択肢」を
選びたいと思う。
それが、私の生き方。
お題:衣替え
秋の風が私の髪をゆったり揺らす。
今年もまた新しい季節がやってくる。
「さーて、今日は何を着ようかな?」
そして、私も新しい私を季節が変わっていくこの世界で、
また、生まれ変わる。
お題:きっと明日も
星が輝く通学路。
毎日混む通勤電車。
帰ってきて当たり前のように言われる「ただいま」。
当たり前の日常。
何も変わらない毎日。
きっと明日も同じ光景を私の目は映し出す。
変わらない日常、だからこそ、
いつか必ず失う"何か"が私は怖い。
けど、生きていかなければならない。
生きなきゃいけない。
だって、もし私が明日死んだら……
たくさんの人が悲しむことをすぐに想像できてしまうから。
恵まれている環境だと、気づけないことがある。
当たり前のように「ただいま」「おかえり」を言えること、大好きな人の隣にいれること、大好きなことができること。
だから、私は当たり前のようにあるかのような"明日"をきっとずっと大切にし続けると思う。
「ママ、ただいま!」
「おかえりなさい、ごはんできてるから手洗ったら食べよっか」
「やった!」
"きっと"なんて信じない。
けど、"きっと"が叶う日をいつか見れたらいいな。
お題:夜の海
ザザアと静かに響き渡る海の波。
私はぼんやり海を見つめる。
「……」
「…やっぱりここにいたか」
「!…深月」
「俺が毎回お前の親から連絡されて探し回る手間取らせるのいい加減にしろよ」
幼なじみの深月は、口悪く当たり私を睨み付ける。
「叫べよ」
「え?」
「今は俺しかいないし、嫌なことくらいここで叫べよ」
夜の海はひとりぼっちな場所だった。
けど、大嫌いなはずの幼なじみと今一緒にいる。
キミの詠う声が1番近くで聞ける場所。
もうひとりぼっちじゃない。
夜の海は私の大好きな居場所だ。
お題:自転車に乗って ※スランプ期なので、執筆遅れます。
チリンチリン
自転車のベルが鳴る。
「!」
少し霞んでる音に私は反応する。
振り向くと、そこにはクラスメイトの剛くんだった。
「よぉ」
「剛くん!」
「自転車乗っていかね?」
「え?」