Open App
5/30/2024, 4:30:52 PM

ふとした事で思い出す。

酷く懐かしい、優しい色。

社会人になってそこそこ経ったはずなのに、色褪せない学生の色。

教室を照り付ける陽気に、響く笑い声。
ノートに書かれた落書きに、偉人に書いた落書き。
それを見て笑う、友人に、私。

帰りたいと思った。
私は、大人になんてなりたくなかった。

ずっと、穏やかで、好きな人と飽きるほど居られるあの日々が、居心地が良かった。
でもそれは、当たり前に過ぎないことで。
その日々はあの頃にとっての、当たり前で。

当たり前を失ってから気づく。

足元の土がとても大切なことに感謝しないように、私もまた、ごく当たり前の日々に感謝をしなかった。

このことを酷く後悔している。

5/26/2024, 3:51:07 PM

月に密やかに願う私は、臆病。

好奇心でつき歩いてきた私は、形を成そうとする好奇心のその先に、何があるのか分からず歩みを停めてしまっていたんです。

明日には、明後日にはと、緩い口約束をして、もう立ち止まってる足は痛くて、もう立っていられないんです。
いっその事、歩いてしまえたら楽なんです。

でも、私は臆病が故に、自分から一歩踏み出すより、人に背中を押されて、あたかも一歩が出てしまった。そう思いたいのです。
仕方ないことだと。そう思いたいだけです。

月に秘密裡に願う私は、人任せ。

5/24/2024, 2:32:18 PM

いつかのあの頃になる私へ。

今、未知の世界に飛び込もうと意気込む。
否、未知の世界は怖いと知り窄む。
更、未知に触れられず二の足を踏む。

いつか、今現在を、あの頃と言う私は、この未知を乗り越えていますか。

私は、私たちは恐れているだけなんです。
先が見えないことに。

5/24/2024, 8:52:36 AM

私たちは、もう逃げられない。

幸せからは逃げることが出来ても、辛さからは逃げられない。
どうしようもないほどに。

産まれたからには、逃げることが許されない。

空想に逃げれることが出来ても、現実からは逃げられない。
挙句の果てに。

私たちは、生を受けたその日から逃げられない。
こういう決まり、かのように。

5/22/2024, 2:32:43 PM

「またね」「また明日ね」「また連絡するね」

別れの言葉と、また次会える口実作り。

「また次も会いたい」って、大きな意思。

Next