七夕
もしもし〜?彦ピ?あーし迷子なう〜🥺🙏
え?近くに?ん〜…あ、星の道ある感じ〜
そこ渡ってったらいーのね、りょ〜卍👊
おひさ〜!💖1年に1回とかまぢだるいんだけど〜
最近いつメンの莉子に新しい彼氏作りなとか言われてんだけどそこまであーしらの愛軽くねぇっての〜wwwww
はぁ?もうバイなん?だる💢あと3日は居たいんですけど〜!
いやまぁあーしがキャバの仕事よりボーイの彦ピ優先してたから悪ぃんだけどね?
いやホントその節はメンゴって〜🙏😂
じゃーね彦ピ💓来年な!浮気すんなょ💝
まあまたDMするわ!愛してるょ〜😙
友達との思い出
そんなものはない。
安心しろ、俺はお前らの仲間だ。
なんて言ってる人達はみんな友達。
間接的に非リア友達だろ、だよな?
流れてきたリア充潰れろツイートにいいね押す。
全く同じ思い出が、毎年毎年続いてる。
これが友達との思い出。
泣かせてごめん。テッシュいる?
星空
小さい頃おばあちゃんがくれたビーズたちが
空に放り出されたようだ
真っ暗な世界に 色付きの点がくっ付いている
地上がキラキラな都会では見れない、
地上に光が少ない田舎ではよく見える星空。
おばあちゃんが教えてくれた、星たちの名前。
嬉しそうに、楽しそうに教えてくれた。
おばあちゃんには悪いけど
何も考えずにぼーっと見てる方が 私は好き
この道の先に
この道の先に何があるのだろう。俺の未来に何があるんだろう。そう思いながら、トンネルを歩いた。
いつもならこんなに慌ててはないだろう。今は、今回だけは物凄く急いでいる。なぜかって?物凄く花を摘みたいんだ。綺麗に言ったが、汚く言おう。うんこしたい。毛穴という毛穴から物凄い量の汗が出てきた、やばい、早く…!
トンネルの道が終わった。○×公園と書いてある、てことはトイレがあるかもしれない!俺は走ってトイレを探した。……あった!トイレに向かって俺は走った。早く!早く!あと少しで…トイレ‼︎
俺は歩いた。もういいや。笑顔で涙を流して、足を止めた。
日差し
眩しい。どこだここは…って、セフレの家に泊まったんだった。嗚呼、コイツの顔は本当に綺麗だな、なんで私なんかとヤッてんだろ。私名器なのかな。
あ、起きた。おはよ。うげ、キスしてくんな。朝からのキスは嫌なんだわ。…まあ、そんな事口に出さないけど。私のただ1人のセフレ、コイツにはたくさんいる中の1人だろう。恋人になりたい…夢のまた夢か。
この家に入ってくる日差しで起きたのは何回目だろう。コイツの隣で起きたのは何回目だろう。コイツの隣に居られるのは後どのくらいだろう。
ねぇ、お前彼女作んないの?てか好きな人とかいねぇの?
聞いてしまった。まあ、聞き流してくれるだろ。
いるよ、好きな人。
幸せそうな顔で答えやがった。私の気も知らないくせに。
多分両思いなんだ、確信はないけどね。
ふわっとした寝癖を直しながら言った。
ん…やめろ馬鹿。
キス魔め…誰とでもやってるだろうにドキドキしてしまう自分が嫌だ。
隣で起きて、朝からキスして…恋人みたいじゃない?
揶揄うな、揶揄うな。思わず顔を真っ赤にしてしまった。
思ってる人がいるのにそんなことするな。
私はいつも冷たく返す。彼に背を向けて。素直になれない。
ねぇ、好きだよ
本当揶揄うのが好きなんだな。彼は私の背に沿って指を動かした。
私も好き。
もう思い残すことはない。幸せになってよ。
じゃあ付き合おっか。
それからの記憶は…ある。ちゃんとあるが、恥ずかしすぎて思い出したくもない。でもまあ…正式に付き合うことになった。それだけは伝えておこう。
おはよ…やめろって。朝からのキスは嫌なんだわ。
今は言いたいことをしっかり言っている。…もちろん、好きってことも…ね。