はなびらの
ちりゆくさまは
嗚呼まって
別にきずつけた
わけじゃないよ
繊細な花
「なあ!こいつだけはやめてくれよ!!」
「たのむ!!!」
「おれたちなんにもしてねぇだろ!?」
あれは忘れられない、夏のある日。
大切な、大切な、大切な仲間を失った日だ。
あいつとおれを離れ離れにさせた犯人はとっくに知っている。顔も名前も覚えている。
だが、復讐は未だに出来ていない。
おれは犯人に監禁されているからだ。今もーーーー
「たかし何書いてんの!もうすぐご飯よ!」
「ちっ、分かったよ、母さん」
「そういえば、押し入れであんたが昔大事にしてたぬいぐるみを見つけたのよ」
「捨てたと思ってたのにねぇ、不思議ね」
おれの復讐はいつのまにか終わっていた。
突然ですが、みなさまは「アンチパイラシースクリーン」というのを聞いたことがございますでしょうか。
アンチパイラシースクリーンとは、ゲームの違法コピーが検出された時に出てくる画面のことで、
「もうこれ以上先へは進むことができません」
という警告のようなものです。
違法行為を咎める、というものなので、ホラーチックに仕上げられているものが多いのが特徴です。
さて、このアンチパイラシースクリーンですが、ゲームの中にだけ存在すると思っていませんか?
ゲームの中の普通の日常が、突然出てきた警告のせいで豹変する。
豹変したら、二度と戻れない。
これって、現実世界にもありませんか?
今のところ、現実世界には、人生の「違法コピー」というものはありません。
ですが、「違法行為」はありますよね。
それを咎められる...誰に?
警察に。
咎められたら...どうなる?
日常が豹変する。
なんだか似ているな、と思っていただけましたでしょうか?
アンチパイラシースクリーンは何をしても消えることはありません。
日常は、二度と戻ってこないんだよ。
今回のテーマは日常ということで、日常の儚さ、そしてアンチパイラシースクリーンの怖さ(現実世界Ver.も)についての僕なりの意見を書かせて頂きました。
強引に話を繋げてしまったところもあります。
そこはご了承ください🥺
昔から「うちゅうのいろ」が好きだ。
「うちゅうのいろ」というのは、人によってイメージが異なるかもしれない。
真っ黒と答える人もいれば、青いよねと答える人もいるだろう。銀色と答える人もいると思う。
僕は、紺色 ときどき白 という色が「うちゅうのいろ」だと思っている。
ときどき白 というのは、恒星のことだ。
地球からは...よっぽど良い望遠鏡をのぞき込まないと、視界いっぱいの恒星は見られないだろう。
だけど、僕はいつか恒星をいっぱいみてみたい。
道路沿いのフェンスに座って。
宇宙というのは人間なんかにはとても手に負えないもの(ものというのも何だかアレだけど)である。
道路沿いのフェンス......。これは人間が作り出したものだ。手に負えないわけが無い。とても人工的だ。
人間が手に負えないものと、人間がつくりだしたもの。その組み合わせってなんだかロマンを感じるんだ。
エモいよね。
子供っぽい?............別にいいでしょ。
最近自意識過剰なんだから、そういう言葉はすぐ傷つくんだって...
もし宇宙のどこかに、自意識過剰な方がいらっしゃったら、こういう悩みを共有してみたいな。なーんて。