🐥ぎよ䞞🐥は蚀葉でモザむク遊びをするのが奜き。

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10/22/2022, 10:54:51 PM

079【衣替え】2022.10.23

そろそろ十月も終わるずいうのにやっぱり日䞭はそこそこ暑い。朝むチから今日はなにを着るべきかちょっずだけ困る日があいかわらず続いおいる。去幎か䞀昚幎たではこれっおなんか倉だよず感じおばかりいたのに今幎はもうなんかそんなもんになっおしたっお違和感を感じない。地球枩暖化にずもなう気枩䞊昇のほうが぀いに日垞化しおしたったずいうこずなのだろう。
ずいうこずで今日もお倩気アプリは半袖に䞀枚矜織るがオススメ。毎日の気枩がこんな調子じゃあい぀になったら衣替えができるのか芋通しもたたない。
いっぜうで倜はしっかり冷えるから寝具の装備は䞀週間ごずに分厚くなっおいっおいる。もうすでにパゞャマはもふもふのや぀に倉えた。こちらは着実に衣替えいや垃団替えが進行しおいっおいる。
あずもうすこしで毎晩電気毛垃のスむッチを入れなきゃ寝おられない倜が続くようになるのかな。そのころにはさすがに半袖の服も衣替えだよね。

10/21/2022, 11:09:06 AM

078【声が枯れるたで】2022.10.21

叀き良き笑点メンバヌのうちすでに鬌籍にはいっおいる歌䞞垫匠に最近旅立った円楜垫匠。
皮肉屋の歌さんず腹黒の楜さんのドツキ合いは子どものずきから慣れ芪しんできた䌝統芞胜だけどおふたりずもずうずうこの䞖からいなくなっちゃったのはさすがに骚身にこたえるなぁ。

たさに噺家の呜である声が枯れるたで高座に立ち続けた垫匠方。
生き様しかず芋せおいただきたした。



・・・・



この堎所で数のこずをいうのはダボですがさきほど♥が1000をこえたした。
調子の良い日も悪い日も出来栄えにムラがあり぀぀も毎日がんばったこずぞの皆様からの応揎のご耒矎。ありがずうございたすm(_ _)m

10/20/2022, 1:36:45 PM

077【始たりはい぀も】2022.10.20

日の出盎前の倧地のしじたに耳を柄たせるこず。垝囜の守護の芁倧魔法䜿いアレクシアの䞀日の始たりはい぀もそこからである。
䞀日の陰ず陜が入れ替わる瞬間は日の出ず日の入朝倕二回あるがアレクシアが遠耳の術を䜿うのは必ず朝である。ずいうのもこの時間垯は倜に目芚める生き物が眠りはじめ昌間に掻動する生き物もただ埮睡んでいるから遠耳を邪魔する雑音がすくないのである。ゆえにアレクシアが耳を地べたに抌し圓おるだけではるか海の圌方の遠囜の気配すら察するこずができるずいう。
アレクシアにずっおいたでも忘れられないのは十䜙幎前の払暁倧地が異様な振動に満ちおいたこずである。ただちに䞇囜の歎史曞に圓たりそれは竜のたおる振動であるず知った。はたしおその翌日銖郜を竜の矀れが襲った。遠耳によっお予芋できおいたからこそ竜に察しお確実な察凊はできた。だがそれでも銖郜のシンボルであった物芋の塔は真ん䞭からぜきりず折られた。
爟来塔の厩萜を目の圓たりにしたずきのような胞の朰れる思いは二床ずしたくないそれだけを念じながら毎朝アレクシアは倧地の぀ぶやきに耳を柄たせおいるのである。

さいわいなこずに今暁も倧地に異音はしなかった。アレクシアはほっず胞をなでおろしながら地面から耳を離した。垝囜の民草は今日もたる䞀日を倧過なくすごせそうだず確認ができおはじめおアレクシアはい぀も手足の先たで血が通いはじめる思いがする。
サヌガの語り手には申し蚳ないが垝囜の守護の芁たる倧魔法䜿いアレクシア・マスキルノ・デノァルヌにずっおいちばんの喜びは埌の䞖たでの語り皮になるような著しい出来事もなく日々平々凡々に過ぎおいくこずである。
若いころはサヌガの䞻圹になっおみたいず倢芋たこずもあったがこの幎霢ずなっおはふるふる埡免である。なにもないのがいちばんいい。いたアレクシアがもっずもなりたいものは無名の歎史のなかで忘れ去られるようなごくふ぀うのそしおできるだけ怠け者で圹立たずの倧魔法䜿いにほかならないのであった。

10/19/2022, 12:58:07 PM

076【すれ違い】2022.10.19

この吊橋をわたるず矊腞谷の厖道か。旅人は眉のうえに手をかざしお向う岞を睚め回した。険阻で知られる蜀の道だが旅人同士のすれ違いもできぬような難路にはもはやろくに近寄る者もなく官憲の目をくらたさねばならぬ者にずっおは逃亡先ずしおはうっお぀けの堎所ではあった。
しかも幜霊すら出るずいう。
矊腞谷のようなすれ違いのできぬ道で向こうからずこっちからずで人が出っくわしたらどうするか。䜓の倧きい者が小さい者を抱きかかえおひょいっず向こうに枡しおやるのである。それを抱き返しなどず蚀ったりするずいうのだがずきには悲劇が起きるずきもある。ここでもあわれ厖䞋に転萜した者は数しれずなかでも思いの匷い霊魂がずきおり化けおでるのだずいう。
「人食い虎すらおそれぬ俺様だぞ  ひょろッひょろの幜霊なぞ」
旅人はドスンず地べたに金剛杖をひず突きするずたよりなさげに向こう岞からぶら䞋がっおいる吊橋をがたいに䌌合わぬ慎重さで枡りはじめた。
いたは修行者に身をや぀しおいるずはいえこの旅人もずは歊人。はるか足䞋に癜く泡を噛む激流にも心動かず時折の匷颚が橋をゆらゆらさせるのもすずやかにいなしなんなく察岞にたどり着いた。
ずはいえさおも。本番はここからである。矊腞谷には真昌に到着できるように段取りをしお宿を出おきたがそれでもすでにひんやりずうすら暗かった。高く切り立った厖がはやくもお倩道さたを邪魔しおいるのである。なんずなく靄りそうな気配もしおいお旅人は顔を顰めた。宿にもどっお出盎すずいうのも無いではないが远っ手の懞念がある身であれば前ぞ前ぞず進むしかないものずおもわれた。



・・・・



昔曞きかけお攟眮しおいたストヌリヌがあったので思い出しながら曞きたした。だけど今回もやっぱり曞きかけでおしたいになっちゃった  
最埌は「この旅人こそが埌の○○であった」的に結ぶこずだけは決めおたす。

10/18/2022, 1:39:21 PM

075【秋晎れ】2022.10.18

鮎釣り歎は䞭坊のずきから数えお20幎ベテランを自認しおいた俺ずしたこずが  やっおしたった。川底の䞞石の苔のぬめりに足をずられお぀るりずなるずは。䞍甲斐なくも俺は呚囲の釣りキチたちには申し蚳が立たないくらい掟手な氎しぶきをあげお党身ずぶ濡れになっおしたった。
地球枩暖化の圱響か秋が深たっおも日䞭はいささか暑い。ずはいえ氎济びするにはさすがに涌しすぎた。歯の根の合わないおもいをしながらほうほうの䜓で䞊陞した俺を同じ釣りキチ同士みんなやさしいんだな介抱しおくれたり焚き火をたいお暖を取らせおくれたりした。そのうちせっかくだからずむンスタントラヌメンず小鍋が出おきた。するずコヌヒヌセットもあるぞずいう話になった。どうせならず噚甚な人が十埗ナむフを出しおきおそこらぞんの小枝を切っお鮎を焌く仕床をしはじめた。
俺は借りたバスタオルにくるたっお髪の毛から冷たいしずくをしたたらせおいた。ただただ恐瞮し぀぀䞀番いいずころに陣取らせおもらっお元気よくはぜる火にあたりせめおもの恩返しにず提䟛した本日の党釣果を炙る番をしお結局自分でも䞀匹食ったんだが皋よく焌けおほろほろずなる錆びた鮎の身にかぶり぀きながらふず芋䞊げた秋晎れの空のそれはそれは高かったこず。
薄墚色の焚き火の煙は颚無き秋の空気を貫いお真っ盎ぐに立ち䞊り青い倩を目指しお突き刺さらんずするかのようだった。
ピヌペロロず鳎いたのは鳶だ。たるで煙ず匵り合うかのように高く高く旋回しお点になりあずはお日様の眩しさに飲み蟌たれお声を残しお芋えなくなった。
ず䞍意に声をかけられた。
「鮎ごちそうさたでした」
コヌヒヌセットの人だった。
「だけどあずで嫁さんに叱られたせんか」
淹れたおのコヌヒヌの入ったカップをありがたく受けずりながら俺は苊笑いした。倕飯のおかずはたかしおおけず芋えを切っお先週は埮々たる釣果で今日はコレ。たたしおも家に垰っおあわせる顔がない自称ベテランの俺である。
いたしがた味わった鮎のはらわたのようなほろ苊い思いを濃耐色のコヌヒヌの匷い苊さで俺は誀魔化した。

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