Life,

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1/28/2024, 2:52:40 PM

 今日こそは、家から出よう。

 人から見られて恥ずかしくないような、目立ちにくい服を着よう。普通の人になりきるように、髪を直そう。人から自分の顔をあまり見られないように、マスクをつけていこう。


 期間限定。本日限りのセール。今日から数日間のイベント。

 誰かにとっては嬉しくて楽しみだと思うことも、自分にとっては迷惑でしかない言葉。


 やっぱり明日にしようか。
 今日は向いてないから。



_街へ_

1/27/2024, 3:28:30 PM

 優しい人が好き。優しい人になりたい。
 優しい人が嫌い。優しい人になりたくない。


 優しいの基準は人によって違う。そんなことは分かってる。自分が優しいことも、優しくないことも知ってる。気づいてる。

 けれど、自分はどうしても「優しい人」を求めてしまう。

 どうせ突き放してしまうのに。優しさは返せないのに。泣きたくなるに。苦しくなるのに。


 ごめんなさい。ありがとう。

 これすら言えないかもしれないのに。どうして、優しさなんてものは存在するのだろう。


 「優しい人」はこの世で1番難しい。



_優しさ_

1/27/2024, 1:07:02 AM

 頭まで毛布をかぶる。少しだけ息がしずらいけど、これで良い。これが自分だけの空間。


 聞こえるのは、たまに通る車の音と時計、そして自分の息。

 目の前はもちろん真っ暗で何も見えない。現実と一緒だなんて考えて。自分で考えた癖に、それに少し嫌気がさす。


 ほんの少しだけ、毛布から顔を出す。

 今、目の前にある自分の手は本物だろうか。その答えは結局、真夜中の今じゃ分からない問題。



_ミッドナイト_

1/25/2024, 2:29:52 PM

 友達。

 それは、良い意味にも悪い意味にもなる言葉。


 永遠の友情をお互いに持った関係。いつでも助けてくれて、自分なんかと仲良くしてくれる。ずっと側で寄り添ってくれる。

 安心できる、優しい存在。


 表面上の関係。そんな友達はたくさんいる。友達なんて言っておけばどうにかなる。そんな雑な扱い方もできる。

 いつ裏切られるのか、不安になってしまう存在。


 ふと、考える。自分の友達はどちらだろうか。

 そもそも自分に友達はいただろうか。


 「友達」とは、とても面倒だ。



_安心と不安_

1/24/2024, 3:13:02 PM

 いつの日かの記憶。


 夕日に照らされた誰か。あれは誰だろう。

 あぁ、無理だ。思い出せない。

 ただ、あの日があったことは確かに覚えている。でも、あの日があったことと誰かがいたこと。それしか覚えていない。
 だから、それはホントに現実だったのか。あまりにも覚えていない為、夢なのではないかと感じる。それぐらいには、きっと古い記憶。

 誰が、どんな表情で、なんて声をかけてくれたのか。自分かもしれない、全く知らない人かもしれない。


 唯一、鮮明に覚えているのは1つだけ。

 誰かの後ろに映る夕日はとても美しかったこと。



_逆光_

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