Life,

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1/23/2024, 3:06:56 PM

 空を飛んだ。
 風船を持って飛んだ。たった1つの風船。それでも、その風船は自分を飛ばしてくれた。星がよく見える雲の上まで。あと少しで届きそうな光だった。

 誰かと話した。
 何を話したのか、誰と話したのか、どこで話したのか、なんて。覚えていないけど。ただ、これだけは。とても安心して、温かかったことは覚えている。


 朝だ。思わず、もう一度目を閉じる。

 現実とは違う。
 だからこそ、自分は夢をみる。明日も変わらず朝が来てしまうように。



_こんな夢を見た_

1/22/2024, 4:36:38 PM

 過去に戻ったら何をしようか。


 未来に行けるならどうしようか。


 さっきのことを、やり直したいな。ただ、ちょっとしたこと。ほんの少しのことだけど。今の自分にとっては大きなことで。

 明日、自分は生きているだろうか。明日と言わず、数時間後でも、数分後だっていい。自分の存在証明を。この目で確認しようか。


 あぁ、でも。きっと自分は使いこなせない。

 今を必死に生きてるから。それだけで十分。



_タイムマシーン_

1/21/2024, 3:02:28 PM

 今日は満月。
 小さな自分も、大きな山も、全てを照らしてくれる。ほんの少しだけど、優しい光。


 今日は三日月。
 少し光は弱いけど。その微かな光で自分は救われる。小さくて弱い、自分の影。自分はここに生きている証。


 今日は新月。
 何も見えない、真っ暗だけど、確かに存在する。いつもは自分を照らしてくれるから。今日だけは、ゆっくり休んでほしい。


 どれも違う、特別な夜。

 今日だけの。



_特別な夜_

1/20/2024, 4:33:45 PM

 ゆっくりと目を開ける。


 あぁ、夢か。


 苦しくもない。辛くもない。寂しくもない。痛くもない。冷たくもない。

 ただ、どこかあたたかい。

 ずっとこのままでいたい。このまま沈んでいきたい。けれども明日はやってくる。
 だから、少し。ほんの少しだけでいいから。


 自分に優しく。



_海の底_