Life,

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 空を飛んだ。
 風船を持って飛んだ。たった1つの風船。それでも、その風船は自分を飛ばしてくれた。星がよく見える雲の上まで。あと少しで届きそうな光だった。

 誰かと話した。
 何を話したのか、誰と話したのか、どこで話したのか、なんて。覚えていないけど。ただ、これだけは。とても安心して、温かかったことは覚えている。


 朝だ。思わず、もう一度目を閉じる。

 現実とは違う。
 だからこそ、自分は夢をみる。明日も変わらず朝が来てしまうように。



_こんな夢を見た_

1/23/2024, 3:06:56 PM