Life,

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 いつの日かの記憶。


 夕日に照らされた誰か。あれは誰だろう。

 あぁ、無理だ。思い出せない。

 ただ、あの日があったことは確かに覚えている。でも、あの日があったことと誰かがいたこと。それしか覚えていない。
 だから、それはホントに現実だったのか。あまりにも覚えていない為、夢なのではないかと感じる。それぐらいには、きっと古い記憶。

 誰が、どんな表情で、なんて声をかけてくれたのか。自分かもしれない、全く知らない人かもしれない。


 唯一、鮮明に覚えているのは1つだけ。

 誰かの後ろに映る夕日はとても美しかったこと。



_逆光_

1/24/2024, 3:13:02 PM