僕にはやりたいことがある
ずっと好きだった君に告白すること
君は僕のことなんて知らないかもしれないね
それでもいいから君に伝えたい…
この抑えようとしても抑えられない「好き」といい気持ちを
僕にとって君は太陽のように光を与えてくれた存在で、愛おしくて、その笑顔のためなら命だって簡単に差し出せる…
ねぇ、君に伝えてもいい?
「ずっと前から君が好きでした」
私が見た朝日はいつも隣に君がいた
もし、また一緒に朝日が見れたなら、
僕はいつも君の隣にいるよ
また、朝日を一緒に見たかったなぁ、
見てるよ、ずっと一緒に、
ねぇ、もう一度だけ貴方と会いたい
もし明日世界が終わったら君はどうする?
「あと1週間で、終わるんだなぁ」
あと1週間で、地球が終わる…
彼女はどう思うだろうか、僕はできるなら最後の最後まで君といたかったなぁ
僕が命よりも大切な彼女はもうこの世にはいない…
1年前に息を引き取ったのだから
残りの1週間、君が叶えたかったこと叶えるよ
残り6日
遊園地、初めてデートしたね、
君は色んなのに乗りたがって門限過ぎちゃったっけ?それでも最後は定番の観覧車に乗ってすっごい綺麗だったね、
もう一度、君と来たかったなぁ
残り5日
次は行列の出来るパンケーキ屋、いつか行こうって言ってたのにね、行けなかったね。
君はこれが食べたかったんだね、あぁ、涙で味があんまりわかんないよ
残り4日
君は海が好きだったね、喧嘩して君が出ていくと君はここにいたね…海が全部を解決してくれたよね。夕日が映る君の目は凄く綺麗だったね。
残り3日
君が好きだった料理作ったよ、パンバーグ好きだったよね。これだけはすごく上手に作れるようになったよ、前より腕上げたと思うんだ。だから、君に食べて欲しかったなぁ…
残り2日
後、2日だって、君も言ってたね。あと2日で死んじゃう気がするって、僕はすっごい否定したなぁ。でも、ホントに2日後だったね。こんな気持ちだったのかな…もっと話したかったよ…そばにいて欲しかった、そばにいてあげたかった。ごめんね……
残り1日
ねぇ、君のお墓綺麗にしようか。ほら、今まででいちばん綺麗だよ。
残り0日
最後だ…
君がいなくなった1年間あっという間で生きた心地がしなかったよ。
ねぇ、今日世界が終わるけど、また君に会えるかな。もし会えたら今度はずっと離さないで、そばにいさせてね。
僕は、君の手をもう二度と離さないよ
だから今度は君の笑顔を絶やさないようにするから、僕と一緒に過ごしてくれますか?
私があと死ぬまで1ヶ月
まだ誰にも言ってないの、
大切な彼にさえ…言えずにいる
ずっと言わなきゃって思ってた。
それでも言える気がしなくて、
ずっと隠してきた…
あと、1ヶ月
それなら、未練なんてない方がいいに決まってる
私がやることは彼を自由にすることだ
「ねぇ、話があるの…」
「どうした?なに?」
「……その、別れて欲しいの、 」
「……なんで、?俺なんかしちゃった?直すから、、どうして、」
「違う。あなたの問題じゃないの、ごめんね」
「じゃあどうして、、」
「あなたには私じゃダメなの…」
「そんなことない!!!君じゃなきゃダメなんだ…ねぇ、なんで急に別れようなんて言うの」
あぁ、最終的泣かせてしまったな…
「ごめんね、さようなら」
「ねぇ、!!やだ!!」
大丈夫、あなたならきっといい人が見つかる
1ヶ月後
「なんで、言ってくれなかったんだ…」
そんなに残酷なことがあっていいのか、
君はさ、隠すのがほんとに上手だね…
「ねぇ、もう1回やらせてくれよ」
君がいる世界でもう一度やり直させてくれ。
そしたら二度とこんなミスしないから
君が1人で死なないように、頑張るから、
だから
「もう1回だけ君の声を聞かせてよ」
好きな人がいた
最初っから叶わないってわかってる恋だった
それでも好きで好きで仕方がなかった。
君がいつも乗る電車もバスもずっと貴方だけを見てたの
ある日、貴方は女の子と歩いてた…
わかってる。
叶わないって知ってる。
だから別にショックとか落ち込むとかそういうこともしない
ただ私はまだ貴方が好きなだけ…
あれだけ浮気なんてしないって言ってたのになぁ…
あれだけ私の事好きって言ってたのに
貴方の隣はいつも私だけだったのに
貴方がその笑顔を向けるのは私だけじゃなかったのね、
「ごめんね、守れなくて…」
私の墓の前で泣き崩れる貴方より今の方が、よっぽど男前ね、
あーぁ…今度はちゃんと守ってあげてね。
私の事なんて忘れて、もう思い出さないでね、
「久しぶりだな」
あっ、
「今日は、お前の命日だもんな。綺麗にしにきたよ。」
もう、いいよ、命日なんて忘れてよ…
私は貴方に辛い顔しかさせてあげらないの
貴方の笑顔が見たいの、だからもう
「来ないでよ」
「俺、お前が言った通り前に進むよ」
……
「俺さ、まだお前が好きで、お前の最後の願いなんて叶えてあげられそうにないんだ…」
「『私を忘れて幸せになって』なんて、どうやって叶えればいいんだよ」
「でも、お前の最後の願いだから、お前にたくさん思い出話が出来るようにするから、新しく彼女も出来たんだ…優しくて俺にはもったいないくらいの、、、」
「それでも、俺の1番はずっとお前なんだよ」
「なんで、先に死んだんだよ…もっと、お前と居たかったなぁ」
「ありがと」
「お前も見てるなら、いつまでも泣いていられねぇな、後で彼女紹介しに来るな! 」
「 私も……まだ貴方が好きだよ、」