頑張って生きる一般人さん。

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10/30/2023, 3:10:05 PM

ワタシはこれまで、たくさんの人の物語を見てきたわ。

とっても裕福で笑顔が絶えない人。

貧しくて優しい誰かからお恵みを貰っている人。

波瀾万丈な人生を歩んでいる人。

何にもない、平坦な道を歩いている人。

そのどれもを、この目で見てきた。

共感することだってあったし、懐かしく思うこともあった。

……あら、また誰かの物語が鳴り響いている。

今日はこの方のお話を読んでみようかしら。

〜もう一つの物語〜
〜懐かしく思うこと〜

10/29/2023, 8:24:35 AM

誰も寄り付くことのない暗い森の奥。

そこにひっそりと佇む、ひとつの小屋。

私はここで、二人お茶会を開く。

私がブレンドした紅茶。

後味がスッキリして飲みやすいのよ、とあなたに提案する。

なのに、あなたは何も話してくれない。

美味しいとも、不味いとも言わない冷たい体。

私は一筋の涙を零す。

あなたは一筋の血を流す。

そこにほのかに漂うのは、紅茶の香り。

ただそれだけだった。

〜紅茶の香り〜
〜暗がりの中で〜

10/27/2023, 9:20:25 AM

愛してる。

私の元を去る前に言って欲しかった。

〜愛言葉〜

10/25/2023, 10:45:45 PM

友達って、何?

自分にいつも優しくしてくれて、辛い時は励ましてくれる存在?

それとも、毎日張り合っているけど、なんだかんだで良きライバルになっていて、お互いを高め合っている存在?

分からない。分からないよ。

私とあなたの意義が違うくて、

重さが違うくて。

もはや友達ではないと思い始めている自分がいる。

〜友達〜

10/24/2023, 9:30:08 PM

「待って、ほしい」

きれいな青空が澄み渡る休日の午後。

私はとあるカフェで、彼を振った。

理由は簡単。

私と彼とでペースやら何やらが釣り合わなくなってしまったから。

だから私は一刻も早く、あなたと別れたい。

なのに、どうして止めるの?

目の前の彼は情けなく涙をボロボロと零し、私の手を握ってくる。

だけど私はもう戻る気は無い。

「いやよ。それじゃあ」

それだけ言い残して席を立つ。

そしてそのまま彼を取り残して、会計はちゃんと済ませて、カフェを出ていった。

〜どこまでも続く青い空〜
〜行かないで〜

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