7/21/2023, 8:04:38 PM
愛。
ワタシは愛が欲しい。
お金なんて腐るだけあるわ。
そのお金を使って、愛を提供してくれるのなら、いくらでも出すわ。
だから誰か、誰か真の愛を教えてちょうだい。
恨み裏切られの生活にはもう懲り懲りなのよ。
〜今一番欲しいもの〜
7/21/2023, 9:42:08 AM
自分の名前……何だっけ。
忘れてしまったよ。
その名前で私は……うっ。
ちょっと良くないことを思い出した。
この話はやめにしよう、うん。
もっと楽しい話をしようか。
〜私の名前〜
7/19/2023, 9:32:58 PM
視線の先には、私の大嫌いな人がいる。
そう、そいつともう一人。
私の大好きな人がいる。
何を話しているんだろう。
その女は危険だから逃げた方がいい。
あ、でも態度が変わっている。
いい子ぶってる。
気持ち悪い。
私は逃げるようにして、その場を後にした。
〜視線の先には〜
7/18/2023, 10:07:06 PM
ずっと私だけを見つめていて。
私もあなただけを見つめているから。
大好きって言って。
誰よりも愛しているって言って。
君がいなきゃダメなんだって言って。
口先だけじゃダメ。
態度にも、行動にも示して。
〜私だけ〜
7/17/2023, 4:54:16 PM
桜が舞い散る大樹の下で、彼女はこう言った。
「またここで会いましょう」
とても穏やかな表情で、後ろに手を組みながら。
黒髪のボブヘアーが、春風に揺られる。
さんさんと日光に照らされて、光り輝いているように見えた。
途端に、強く風が吹く。
思わず目を閉じてしまった。
風がぴたりと止み、瞼を開けた時には、もうあの人の姿はどこにもなかった。
――なんてことが、前にあった。
あの時のワンシーンはずっと頭に残り続けている。
ただ、あの彼女と何をしたのか、そもそもどんな関係なのか、今でも自分は分からない……
〜遠い日の記憶〜