頑張って生きる一般人さん。

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7/17/2023, 4:54:16 PM

桜が舞い散る大樹の下で、彼女はこう言った。

「またここで会いましょう」

とても穏やかな表情で、後ろに手を組みながら。

黒髪のボブヘアーが、春風に揺られる。

さんさんと日光に照らされて、光り輝いているように見えた。

途端に、強く風が吹く。

思わず目を閉じてしまった。

風がぴたりと止み、瞼を開けた時には、もうあの人の姿はどこにもなかった。



――なんてことが、前にあった。

あの時のワンシーンはずっと頭に残り続けている。

ただ、あの彼女と何をしたのか、そもそもどんな関係なのか、今でも自分は分からない……

〜遠い日の記憶〜

7/16/2023, 10:08:00 PM

お母さんの、あの穏やかで優しい笑顔。

今、元気にしてるかな。

私は元気いっぱいに頑張ってるよ。

都会は、まだ不慣れなことが多いけど、

何とか生きています。

もう少ししたら、そっちに帰るね。

〜空を見上げて心に浮かんだこと〜

7/15/2023, 6:27:05 PM

「ね、全部終わりにしよう、○○」

「は?どういうことだよ、△△」

「そのままの意味だよ。君も一緒に死ぬんだ!」

「な、なんで……なんで俺まで!!」

「大好きだから。君のことが大好きだから。僕たちは小さい頃からずっと一緒。小中高も。高校の時、君と恋人にれて本当に幸せだった。でも……でも僕の余命は残りわずかなんだよ!!」

「っ……まず刃物を下ろせ!ゆっくり話し合おう、な?」

「そうしたら君は逃げる!ひとりで消えるのは……怖いよ……僕のわがままなのは分かってる。でもこれが最期のお願い。ずっと一緒だよ、○○」

――翌日、○○と△△は、△△の部屋で二人抱き合って眠っていた。

片方は穏やかな顔をしており、もう片方は恐怖に怯えたような顔をしていた。

二人はずっと目覚めることはなかった。

〜終わりにしよう〜

7/14/2023, 11:20:46 PM

みんな仲良しになればいいのに。

互いに手を取り合って、助け合う。

そんな世界になればいいのに。

〜手を取り合って〜

7/13/2023, 10:47:46 PM

私だけが、あの人をとてもとても愛しているという優越感。

でも、

周りを見てみれば、

私は、これっぽっちしか愛していないのかという劣等感。

〜優越感、劣等感〜

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