頑張って生きる一般人さん。

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4/28/2023, 3:42:02 PM

そっと目を閉じた刹那。

ふと、脳裏に過ぎるのは、あなたの素敵な笑顔。
たくさんの喜怒哀楽の思い出。
ふんわりと香る、甘い香水の匂いが好きだった。
大きな手で、私と手を繋いでくれた時も、
広い背中におぶってもらった時も、
全部全部が大好き。

この最期まで、一緒にいられて良かった。
ぎゅっと手を握りしめてくれて嬉しい。
他の人に目移りしないでね?
私だってしないんだから。絶対。

いっぱいの愛情を全身に、今私は新たな世界へ旅立つ。

〜刹那〜

4/27/2023, 3:26:00 PM

「私に生きる意味なんてないよ」

 幼なじみの彼女はヘラヘラと笑いながら言った。それは僕がちょうど昼食を食べているとき。周りがガヤガヤしていたのに対して、その言葉だけはハッキリと聞こえた。「どうして」と、問いかけてみる。すると、牛乳の紙パックを片手に、話し始めた。

「自分が、分からなくなっちゃったんだ」
「自分が……分からなくなった?」
「そう。この先の行く末を見いだせないの。ほら、私達もう高三じゃん?なんかさー、特にやりたいことがないって言うか」
「そんなの、今からでも見つければいいじゃないか」
「んー、言っちゃ悪いけど、面倒くさい。なんならまだ、消えた方がマシな気がする。どうせ、最後にはみんないなくなるんだから」

 ね、生きる意味なんて無いでしょ、と屈託のない笑みを浮かべる。僕はその笑顔を見て、何だか裏がある気がしたけど、何も言い出せなかった。

〜生きる意味〜

4/26/2023, 3:47:39 PM

善い行い、悪い行い、それぞれ基準がある。

でも、人によって、感じ方は違うから、

その基準だけを頼りに生きていくもんでもないと思う。

〜善悪〜

4/25/2023, 3:00:24 PM

「あっ!ママ、見て!ながれぼし!!」
 自分で淹れたコーヒーを片手に、ぼうっと夜の一息を着いていた時。愛おしい私の娘が、嬉しげにはしゃいでいた。窓にべったり張り付いて、まるで樹液に集まるカブトムシのようだ。ふふっと笑いながら、ソファから立ち上がる。
「ママッ、ながれぼし、もう行っちゃった」
 残念そうに呟く。しゅんと頭を垂れて、悲しげな表情をしている。願い事を言えなかったのかなと思い、私はそっと頭を撫でてあげた。
「そっかぁ……ながれぼしさん、バイバイしちゃったのね……」
「うん……ママのおねがいごとも、きいてもらいたかったのになぁ」
 私の願い事。思わずビックリして、「えっ」と声を漏らしてしまった。この子には沢山迷惑をかけてきたのに。お父さんがいない生活で、色々我慢させていたと思うのに。なのに、私のことを……
「――ママのお願い事は、もう叶ってるよ」

 こんなにも可愛くて愛おしい娘がいるのだから。これからもずっと一緒にいることができるのなら、もうこれ以上の願い事はないわ。

〜流れ星に願いを〜

4/24/2023, 2:18:49 PM

この世にルールってものが存在してなきゃ、どうなってたんだろうね。

毎日、戦争が起こってしまうのかな。
大きなものから、小さなものまで。
色んな場所でひっきりなしに。

あ、いや、逆にみんな笑顔になるのかな。
本当に心の底から幸せな笑顔と、上辺だけの冷たい笑顔。
それらが入り交じって溶け込む。


難しい。

ルールがあった方が、まともな生活を送れる?
きっちりした世の中になる?
でも、縛られすぎても良くないと思うの。
だからと言って、ルールがなきゃ、自由過ぎて色々とやんなっちゃう。

やっぱり、そこのバランスが大事だよね。

〜ルール〜

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