今日の心模様は、晴れのち雨。
大好きな人と一緒に公園に行って、色んなお話をした。
昨日見たテレビのこととか、今日の授業のこととか、たわいもない話ばかり。
でも、私は舞い上がっちゃうんだ。
だって、自分の想い人が隣に座って、笑ってくれるんだもん。
だけど……肝心なことは伝えられなかった。
あなたが好きって言うことと、私の命はあと一年ってこと。
今日もいつもの分かれ道でバイバイした。
あの人は笑って、元気に手を振ってくれた。
それが私にとって、大切なエネルギー源になる。
なんて……そんな日が続くのも、限られてしまっている。
あ〜ぁ、明日は快晴だといいなぁ。
〜今日の心模様〜
わたしは、絶対あんたを守り抜いてみせる。
みんなから何を言われようと、
周りから冷ややかな目で見られようと、
全員から精神的・肉体的苦痛を与えられても、
……わたしは、あんたと一緒に生きる。
だって、大切な親友なんだもん。
あんたが私を救ってくれたんだから、
今度は私の番。
たとえその行動が、あんたにとって正しくなかったとしても、
わたしは絶対守る。
連れ回してやるんだから。
〜たとえ間違いだったとしても〜
きらり。
一粒の雫が小波にもまれて消えた。
夜空の星が瞬いて、私を慰めてくれているような気がする。
それでも、まだ止まってくれない。
とめどなく零れるそれは、まるで海を作ってしまうんじゃないかってくらい、ボロボロ、ボロボロと溢れ出してくる。
その海に溺れてしまいそうな気分。
何でこんなになってるか、理由は聞かないで欲しい。
波の打ち寄せる音と、生ぬるい風に乗って、私の嗚咽はどこかに届くのでしょうか。
〜雫〜
キミがいればあとはもう何もいらない。
……なんて、ありきたりなセリフかな。
〜何もいらない〜
あなたが、私と結ばれているか見てみたい。
小学校の時、彼が学校で飼っている兎のお世話をしている姿に、一目惚れしてしまった。
普段は冷静沈着で無口で、話しかけられても「あぁ」とか「うん」とか素っ気ない態度で返される。
でも、あの時ばかりは違った。
彼の周りに集まってくる兎を見て、優しく微笑んでいたんだ。背中を撫でてあげながら、すごく幸せそうな顔をしていたんだ。
月日は流れ、私は絶賛片思い中の高校生になった。
彼も一緒の学校で、ラッキーなことに一緒のクラス。
相変わらず無愛想だが、小学校と比べてちょっぴり変わったところがある。
……まぁそれは、私だけの秘密なんだけどね。
だから、もしも未来を見れるなら、あなたの将来を見てみたいな。
〜もしも未来を見れるなら〜