もうすぐ1歳を迎える君は
たしかに力強いなきごえとともに
ぼくらの元にやってきた
腕どころか
手のひら2つに収まるほどの
小さな小さな命を迎え入れた
あの日の温もりは
今はもう3倍以上に大きくなって
今日もぼくらの前でにこやかに笑っている
そしてまたみんなで
4人目の家族を迎え入れる準備をしよう
すぐに辞書を引いた
cute 形容詞
1. かわいらしい、かわいい(顔をしている)
2. 気の利いた
3. 〈俗〉気取った、生意気な、わざとらしい
4. 〈米話〉性的魅力のある
5. 〈米話〉格好いい、ハンサムな、チャーミングな◆女性が男性に対してcuteと言った場合、この意味になることがある。
いわゆる、「ちいさきものは〜」的な意味合いだけではなく
(3つ目は悪い意味なので別として)広く魅力的なニュアンスを含んでいるらしい
とはいえ真っ先に思い浮かんだのは幼い我が子のことだった
後追いが始まって、よく泣き、よく笑う
すぐに感情が揺れ動くこの小さな生き物に
ぼくらの感情もよく動かされる
今までできなかったことができるようになって
また次のできないことに気づき、悔しくて泣いている
そんな我が子がとても愛おしい
最近は、今度は何に悔しがるのだろう、という目線で見ていることが多い
小さい頃の記憶は薄れていくけれど
できないことを悔しく思う気持ちは忘れないでほしい
なんでも思いどおりにいくわけではない世の不条理を知り
壁にぶつかるひとに共感できるのが
ひととして大事な感覚のひとつだと、ぼくは思う
よく言っている、「ひとの痛みを知る」というものである
痛みが、ひとをひとたらしめる
まわりのひとにcute !と思ってもらえるような、
感受性豊かで素敵なひとに成長しますように。
記録すること
自分の外部に残すこと
記憶に頼らないということ
食事・運動・体重の管理をすること
家計簿をつけること
動画や写真を撮ること
カレンダーに登録すること
伝えたいひとにLINEしておくこと
SNSに投稿すること
日記を書くこと
今こうして書いているということ
記録すること
思い立ったが吉日、という
もっと言えば、「思い立ったかどうかに関わらず今日が吉日」だと思うが、それはさておき。
中学2年生の頃
塾の宣伝だろうけど、「絶対𓏸𓏸高校に行く」という一枚の紙を見た
その瞬間、県で一番のその高校に行くことを決めた
そこに明確な理由や根拠はなかった
たぶんそれがぼくの、冒険の始まり。
そのあと大学に進学する時も、資格をとった時も、自分の生き方を決めた時も、
最初に抱いた感情に従ってすぐに行動してきた
何かを変えたいと思ったときには、もう既にその一歩を踏み出している
しかもそれをひとが、自分が、自覚する前に。
壁にぶつかったとき、成功したとき、何者かになったと思ったとき
それ以前に
ペンを手に取ったとき、音楽を聴いたとき、家を一歩出たときに
状況は変わりはじめている
これをみて何かを感じ取ったのなら、それもまた一つの冒険の始まり
さあ冒険だ
一輪で咲いてる花はなかなかなくて
野山では大概、同じ種類の花たちがまとまって咲いてるよなあと思う。
で、一輪の花というと「道端に」とか「アスファルトに」咲く、とか歌われがちで、
それに対して「君は君でいい」とか言ったりして。
みんなと離れた場所で、必要に迫られて強く生きるしかない中で、
無責任に放つことばとしてはどうなんだろう。
松山千春の歌に、「一輪の花」というのがある
ああ 一輪の花でさえ 夢を見る 夢を抱く きっと生きている
ああ 悲しみも喜びも せつなさも空しさも きっと生きている
たぶん、これぐらいの感覚がちょうどいいんだろうな