「日差し」
西陽に伸びる影を見た。
このままじゃダメなのかなって。
このまま蓋をしたままでもダメで、
隠し切る事も出来ないなら、
"日差し"の指す向こう側へ行こうか。
きっと貴方なら受け止めてくれるから。
____ね?
「窓越しに見えるのは」
いつも真っ暗な窓を眺めている
隣の女の子。
ドジって骨折した俺は入院したんだけど、
そしたら隣にさっき言った女の子居たんだよね。
って、俺の話は誰も聞いてないか。
.....分かってるよ、女の子の話だろ?
んで、「なんで真っ暗な窓見てんの?」って聞いた訳。
そしたらさー「夜空を見てるの。」ってさ。
明らか夜空ではないだろ、とか思ったけどさ。
まぁさっきも言った通りここ病院なわけ。
まぁなんか幻覚とかの病気の一種かなと思って
「そーなんだ。」
て軽い返事だけしといたけど。
...........あれ、当たってたには当たってた。
もっと悪い方だったけど。
それから女の子とよく話して仲良くなったんだけど、
とうとう俺も退院する日に。教えてくれたんだ。
星。親族らしい。
意味分かんねぇだろ?俺だって最初だったら
分かんなかったと思う。けど、、
意味。分かった、分かっちまったんだ。
確かに考えたらそうだったんだ。
なんでずっと入院してんのにお見舞いに誰も来やしない
そりゃあ来るわけない。
だってそもそも居ないんだから。
そこで親族の自分の知ってる人全員が亡くなった、
全てを失った少女は精神的に崩れた。
だから今でも病院にいる。
亡くなった人は星になる。そういう教えがあったらしい
妄想、幻覚の類で星を見てるらしい。
今でもずっと、過去に囚われている、
少女が"窓越しに見えるのは"
親族の過去に煌めき星。
俺の"窓越しに見えるのは"
まだ幼い少女の切なくも刹那に消えるような、
淡い笑顔だった。
「赤い糸」
どれだけ浮気されても、
どれだけDVされても、
どれだけ捨てられても、
それでも貴方と私は
"赤い糸"で結われているのでしょう...
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まぁ運命には逆らう事は出来ませんよと。
「入道雲」
夏の始まり、
夏の匂い、
ふと見た蒼空を引き立てる"入道雲"。
まるで現実ではないような、物語の中の存在のような。
絵空事の世界のような。
君が居るのが、当たり前なこの世界、人生が。
____"入道雲"の向こう側は、
一体どんな世界が広がっているのだろう。
「夏」
みんなで行った、花火大会。
思い出す、りんご飴の...あの甘さ。
虫取りに...キャンプファイヤー。
海辺でやったバーベキュー。
海ではクラゲに刺されたりもした。
思い出すのは、俺たちの...夏。
絶対に忘れない____。
____君とのこの、夏の思い出を。
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これ私考えてないです。
シクフォニ様の
「【号泣】夏の思い出を振り返ったら泣けてきた件wwwwww【シクフォニ】【少女レイ】【歌ってみた】」
です!面白いんで見てみて下さい。
ちなみに私は夏が大嫌いです。