「10年後の私から届いた手紙」
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ネタバレはきっと嫌だと思うので多くは言いませんが、
「心配せず歩んで来てください。」
どうか楽しみながらまた手紙を書いてくださいね。
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おぉ、すごいかっこいい。「嫌」この漢字なんだろう?
でも多分あんまり良くないことなんだろうな。
私もかっこいい人になってるかなぁ!
「この場所で」
ねぇ、またいつか、逢えるよね?
そんな不安を零したのは、
明日が卒業式であるからだろう。
話したこともない、もっと言えば...
見つめあった事もない。
そんなあっさい関係の中。
私は、一体何を思っているというのか。
いつもバスが来るのを待つこのバス停で。
貴方と初めて出会ったこの場所で。
貴方に初めて恋を教えてもらったこの場所で。
貴方を初めてもっと知りたいと思ったこの場所で。
...まぁ、ここでしか出逢ったことはないのだから、
貴方との初めては全てここなのだけど。
ねぇ、こんなのを言ってても正直どうでもいいの。
ねぇ、また"この場所で"出逢えるのかしら?
ごめんなさい、ちょっとロマンチックだったから
お姫様みたいな喋り方もしたくなっちゃうんだもん。
ちゃんとありのままとして伝えるから、
「この場所でまたいつか逢えるよね?」
...私の泥棒王子様。
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Twitter @ramunegumi_780
「霜降る朝」
朝起きてカーテンを開ける。
そんな日常的な生活の中に、
いつもとは少し違うものが。
「...わぁ、まっしろだ...」
霜の降る季節になってきた。
霜が降るってことはそれだけ寒いって
認めることにもなるけれど、
けれど、やっぱり毎年見ていても美しい。
いつもとは違う幻想的な雰囲気は、
見ているだけで楽しい、心が華やかになる。
「うぅ、さっむ。」
起きてばっかだからパジャマのままだけど、
折角の霜だもの、近くで見たくなっちゃった。
...どうせ今年の冬も嫌というほど
見ることになるだろうけど。
どうしてこんなに毎年見て毎年苦しんでるのに
これほどまでに美しく見えるのかしら?
なんて考えながら霜を撫でる、
指はもう真っ赤に染まっている。それでも私は、
"霜の降る朝"を愛しながら、
また「来年も...」を望んでしまうのだ。
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Twitter垢 @ramunegumi_780
「消えた星図」
星のまたたく夜の中。
まだ暗さに慣れていない私の目にこの暗闇は暗すぎて。
目をぱちぱちさせてこの暗闇に慣れる。
そうするといつの間にか空には光り輝く星々が。
「星図、持ってきたけど意味はないかなぁ」
なんて、右手にあるはずの星図を
それらしく見ながら呟く。
暗すぎて星図なんて見えないし、だからと言って
ライトを付けるとまた星が消えてしまうし。
結局の目的は「星を見る」なのだから。
その過程である星図を見たとしても
肝心の星が見えなくなってしまえば意味がない。
だからこそ、私は右手に持っているであろう
"消えた星図"を適当なところに置いといて、
「今は満天の星々を見ていよう。」
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Twitter垢 @ramunegumi_780
「燃える葉」
燃えてしまえば全部消えるわ。
ええ、何事も無かったかのように、跡形も残らずに。
だけどそれは少し寂しいとは思わない?
これだけ私の時間を割いて大切に大切にしてきたのに。
ただただ燃える炎を見つめるだけだなんて。
それが一種の風情なのかもしれないけれど、
私は折角だもの。もっと最後は美しく散ってほしいわ。
だからこそ、秋らしく、落ち葉を沢山拾いましょう。
集めて集めて、最後には炎の中にデコレーション。
これが最後の思い出を彩る為のスパイス。
"燃える葉"を見つめて思い出も散らせましょう。
「最後くらい、美しく終わりたいもの。」
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Twitter垢 @ramunegumi_780