十六夜に文

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10/14/2024, 11:00:15 AM

第十七作「高く高く」

高く昂く描いた夢は今もなお夢のまま。
今もまだ夢への道程の途中。

進行を阻む障害は現在地点の道標。

高き夢が実現する日は来るのであろうか。



10/13/2024, 12:58:19 PM

第十六作「子供のように」

この地に初めて降り立ったのは2歳の時。
見るもの全てに感動し、はしゃいだ自分。

同じ駅のホームを踏むと今でも子供のように。
幼き頃の感動が込み上げ、はしゃぎたくなる。

それと同時に感じる戻ることの出来ぬ儚さ。

10/12/2024, 11:27:33 AM

第十五作「放課後」

人の間で鮮やかな真紅に彩られた放課後は。

仲間内で汗を光らせた夕暮れに彩られし放課後は。

二度と戻らぬ過去へと旅立ってしまった。


10/11/2024, 11:37:15 AM

第十四作「カーテン」

朝の合図をもたらすカーテン。

その日の始まりを告げるカーテン。
窓の外には責めるほどの快晴。

さて、今日も窓越しの光を抱き歩もう。









(入院中で外に出ることが叶わなず、唯一外を眺めることが楽しみの病人を思って。)

10/10/2024, 10:32:13 AM

第十三作「涙の理由」

今夜を彩る月を眺める。
私の目は浮かぶ月光を模した黄色。

月写しの黄色は涙に彩られ黄金色へ。

それは月光だけでなく心までを、
我が瞳に映し出してしまったから。

まるで月が太陽の光を写し出すかのように。

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