NoName2

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10/1/2024, 2:41:16 PM

黄昏の時にたそがれる、ははっ。
そんな事を考えながらパックジュースを飲む。
我慢できない衝動が身体を乗っ取る。
連絡を全て拒否して、落ちようとする。

「止まって!」と腕を引かれて転ぶ。
私を止めたのはこの世の者とは思えないほど綺麗な人。
「今井さんだよね?」と聞かれ、頷く。
「ライン交換してなかったから、聞きたくて。」
いや、そんな理由か!とツッコミたくなった、笑った。
遠くまで来たその人の努力を無碍には出来なかった。

9/30/2024, 1:54:45 PM

「きっと明日も会えるからさ、落ち込むなよ。」
そう微笑んだ貴様は、細く衰えていた。私に願えば、病魔を気にせずに未来を過ごせるというのに。
「後少しで、回復するから!退院したら、一緒にゲームしようぜ!」
黄泉への旗が立つ、どうにか壊さないと。壊すしかない、後で病魔を人為的に消しかけたやつも含めて。
「決して俺を治そうとするなよ?力を使ったら、借りが出来ちまうからな。」
その言葉でも笑顔は崩れなかった、言い訳は思いついている。毎日部下に言い訳をしている、信頼もできない部下に。
『じゃあ、その借りとやらを返すぞ。』
孤独な神である我と、友達になってくれたという借りを返すまでだ。貴様の体から、ありとあらゆる病魔を破壊する。今も、そして、これからも。
『これで対等じゃろ?』
「相変わらず、お前はウザい神だな。」
『はっはっはっ、褒め言葉じゃよ。』
…これできっと明日も、なんて言葉が無くなる。いや、無くなりはしない。

 きっと明日も、貴様と過ごせるな。

9/29/2024, 4:36:54 PM

僕は常に、曲を聴いている。
最近のJ-Popやらボカロやらとかではない。
この曲にジャンルはない、強いて言えばクラシックだろうか。
夏休み、涼しい部屋で一日中過ごしている。
その中で行われる宿題、携帯、掃除、それらで発生する音全てがこの曲に集約されているし解釈もできる。
言ってしまえば、エアコンの音や腹の虫の音もそうなっている。
周りから見たらそれは静寂と捉えることも出来るだろう、静寂だからこの曲が引き立つんだ。
『4分33秒』って良い曲だな、わはは。

9/28/2024, 11:20:21 AM

「別れとは新たな出会いや生活の始まりである、だから、」「湊人〜、行くわよ〜!」
 卒業式の終わり、人の多い昇降口で好きな先輩に言われたその時の気持ちを答えよ。
 ①先輩は私を励ましてくれているんだ、これからもがんばらないと!
 ②先輩は私と離れたくないのがバレたくないから、強がっているんだ!可愛い〜!
 ③後輩への最後のセリフがそれか?あぁ?カッコつけようとすな、ヘタレ!

Thinking Time…
 
 正解は⑧ああ、青春の終わりを告げる声が聞こえる。でした〜!だからの続きが気になるが、初めての恋は桜と共に散りゆく運命なのかな。(噂によると初恋→ゴールインは結構少ないらしい)

 すると、先輩が私の目を隠した。周りの声と鼓動が同じ音量で聞こえてくる、もしかして、これは?
「今はこれだけ、ここはお預けだ。二年後、この場所で待ってる。」
と先輩がメモ用紙をポケットにいれて、暗さからの解放と共に先輩は親の元へ向かった。手の平の感触は、恐らく忘れられない。
 何だ、片想いじゃなかったんだとドキドキしながら紙を開けるとこう書かれていた。
「君と初めて出会った公園で待ってる、返したいものがあるんだ。」
それって、リアルで出会った時に、あまりにも話が盛り上がって帰る前に渡しちゃった。
「それってさっきでよくないか。アイドルのアルバム全種類(初回限定版も含む)くらい。」
 別れ際にそれを言えなかった私の心情と予定通りに行った場合の未来に起こりうる感情をそれぞれ二字熟語で答えよ。(自由記述)

9/27/2024, 5:56:54 PM

 通り雨が近づいてきた、雲が闇落ちしかけている。
 人々はそれを見て憂いを感じた。記憶を想起した。
 ただの気象、されど気象。それだけで勝手に人々は心が、感情が変わる。感情が体に出る。
 とかいう俺もその普遍的人間の一人なのだが。
 複雑な気持ちと傘を持って、外に出た。
 
 通り雨が来た、循環した水がまた降ってくる。
 刹那の間、待ち続けた。
 苦い思い出はミルクではなく、水で溶かさないと。
 雨声で何も聞こえない、耳元で鳴る音楽も喧騒も。
 感情が静けさを持ったまま落ちていく。
 肩に軽い暖かさが乗る、思わず振り返る。

 通り雨が遠ざかった、雨は少しだけ止まない。
 二度の後悔をさせない自分への鼓舞、そして雑談途中で告げる。熟成と改良を繰り返したこの感情を。
 回答の待ち時間はさっきの雨みたいだった。望みと救済の太陽が、顔も心も空も晴らした。雨は止んだ。
 祝福の虹が二つかかった、空と何かに彩りを与えた。
 
 また近づいたその時、俺は想起するだろう。
 刹那の雨の中行われた、今に繋がる乾坤一擲を。

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