マシュマロの美脚

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5/1/2025, 6:18:37 PM

風と

僕には少し不思議な力があるんだ。
妖精って言うのかな?小さき命が見えるんだ。
突然現われたかと思うとクスクス笑ったり消えたりする。
あとは火の妖精とかは火の近くに言って火を大きくしたり、風の妖精は突然木々を揺らしたりする。
悲しい話だけど地震の後、海を見ると沢山の水の妖精が集まってて、そのあとには津波が来たりしてるんだ。
僕も学校に行ってるから、火が大きくなったり津波が来たりする仕組みは知ってるけど、それでも妖精たちのせいも少しはあるんじゃ無いかな?
そう思ってたんだ。

ある日の学校の帰り女の子がビルの上へ立ってたんだ。
僕はその時「自殺だ」そう悟ってすぐにビルの近くに行ったんだ。風をしたから出せばいいって思って。

それで女の子が飛び降りる時風の妖精が居た気がしたんだ。
それでね思い出したの
「僕は妖精じゃ無いから風は出せないんだった」ってね

女の子は目の前に落ちてきて死んじゃった。
僕にはどうすることも出来なくて今までなぜかしなかったんだけど妖精に「お前のせいだ」そう言っちゃったんだ。
そしたらね、妖精が笑ったかと思ったら風と共に僕も妖精と舞い上がって高〜く持ち上がってね、
もちろん僕はさっきも言ったとうり人間だからね、、
自殺って事になってたんだ、

ふふふ、面白いね
え?この文書どうやってるかって?
そりゃあ妖精のいたずらさ、

4/19/2025, 5:08:52 PM

影絵

手を組んで狐、その次に鷹、あとは蛙
影の形はどれもその動物ににていない気がする。
それでも幼子の私達には楽しかった
拙い手つきで手を組んで何とか出来た形は、は大人と比べると歪だけど達成感があった
ほんの少し授業でやった手影絵は印象に残っている

ゲームなんか無くたって時間が潰せたし、外を歩くだけで発見があった。
手を伸ばせばいずれ太陽すら届く気がした夏、
友達が病気になったらしい
近くの席の男の子で、そこそこ仲が良かった
よく分かってない私は夏休みがあけたら会えるのだろうとただ呆然と思っていた

新学期、男の子はいなかった最初、事病気だのなんだの忘れかけていたけど思い出した。
お母さんにまだ入院していると言われて、早く治ればいいと思った。

お母さんが、男の子のお見舞いに連れて行ってくれた。
男の子は少し印象が変わった気がしたが、何も変わった様子はなかった。「良かった」心のなかでつぶやく。
男の子と三十分ほど話して、手影絵を教えてもらって帰った。

9月を過ぎ10月に差し掛かるころ男の子が亡くなったと知らされた。死ぬなんて知らない私はお母さんに問う
「入院おわり?いつ会えるの?」
お母さんは戸惑ったのち、「もう会えないの」と一言言って悲しい顔をした。
学校はしばらく慌ただしかったけど、次第に落ち着いていった。

ついこのあいだ話した男の子と会えないなんて不思議な感じだったが、悲しかった。
きっとまだ何処かに隠れているんだと思って、普段よく行っていた場所で探してみたがもちろん見つかなかった。
暫くして探すのをやめた。

冬が来て春が来る。やっぱり男の子とは会えなかった。
学年が上がり、要らない物を処分するために見返していたら、授業でやった手影絵の紙を見つけた。
狐、鷹、蛙、ほかにも沢山。
でもそこには男の子に教えてもらった手影絵が無かった。
何とか思い出しながら日に向けてやってみる。
やっぱり何処か歪だがそれでも出来た。
少しだけ桜の影が揺れた気がした

3/29/2025, 3:47:42 PM



笑顔の花が咲くならきっとピンクやオレンジだ
怒りの花が咲くなら赤
悲しみの花なら青やみどり
涙によって咲く花はきっと色んな色をしているだろう
だって嬉しい涙も悲しい涙もあるだろうから

3/28/2025, 4:03:17 PM

小さな幸せ

幸せってなんだろな
脳科学的に言うならホルモンが出てること
でも行動でもでる
ア買い物とかアトラクションとか、
あとはゲームとか

それはコンピューターみたいにある程度決まっててそれから外れる事はない
どんな犯罪者だって、どんな善人だって一緒
そこに社会性が育っているか無いか
だからある種、コミュニケーションとか、道徳心とかは後付で必要なものなのかも知れない
または、必要が無くなるときもあるのかも知れない

だって美味しいご飯を食べることは皆幸せに感じるもの
エネルギーを得る、生物として一番大事な事。
それを幸せと感じない人はそれこそ鬱などになっている人くらいだろう。
人間から悪とされるものが無くならないのは100年に一度でも必要な時があるのかも知れない
それでも悪いことは嫌なのでやめてほしいとも思ったり

さて話に戻るが、幸せ、簡単に言えば種を増やしたり、栄養を取ったり、物を貯めたり、まあ、簡単に言えば
自分の血筋を増やすのに有利なことが繋がっているのでは無いのだろうか?
人間が太ってしまうのは食べ物が無くなっても生きれるように、溜め込もうとするからだそうだ。
大昔、食料が安定していない時は良かったのかもしれない
それでも今は必要ない。時代は変わるのだ

こんな話をわざわざ読んでいる物好きの皆さんはどんな食べ物が好きだろうか?
焼き肉、お寿司、ハンバーガー、唐揚げ、ケーキ
色々あると思う。それでも好きなように好きなだけ食べていたら太ってしまう。それは皆避けようとするだろう
先ほども言ったが人間は太ろうとする性質がある。
遺伝子に刻まれた本能に抵抗しエネルギーを不用意に使い、せっかくためたエネルギーを使用してしまう
人間が本能に勝つることが出来る。そんなに難しい話では無いのだろうが面白いと思わないか?
私は思う。

知能を持った人間という異端的な人間という種が、己の身を滅ぼしていく。なんて、なんて、賢く、愚かなのだろうか。
そんなところも好きなのだが。
異端的な種といえば、人間は自分と大きく違う人間を排除しようとする。あれも面白い。
様々な種類の性格があれば生物はそのどれかの性格によって生き残れる可能性が増えるというのに、すぐに違う人間を排除する。なんで異端なんだろうか。
人間という枠組みで見るからその人々は異端ではないが
その他の動物から見れば異端でしか無いのになんて傲慢なのだろう。

さてさて、少しお話しが過ぎてしまいました。
それぞれ人々、皆、違いがあると思います
その違いが良くなることもあれば、悪を引きつけることもある。どちらが良いか分かりません。
自分の幸せを続けるために保守的に動いてもいいとも思います。ただ、その違いによるメリットもある。
結局は協力しないと生きてはいけないのだから、慈悲の心を持ってしまいましょう。
世界から見れば小さな小さな幸せを続かせるのには何が必要だと思いますか?

3/27/2025, 3:56:42 PM

春爛漫

春になって花が咲く
僕は見ることも叶わないのに

梅が咲いて暖かくなる
僕は冷たい日々のまま

新たに終わりを迎えて新しい日々を皆、待っている
僕は結局変われないのに

新しい日々に対してワクワクする
僕は怖いのに

入学式では、歓迎するように桜咲く
僕は歓迎される土俵にも立っていないのに

誰かの楽しみは誰かの苦しみである
光に満ちた新たな季節春なのに、
僕は結局暗くてジメジメしたまま春が来るのを待ってる

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