氷雅

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12/10/2024, 11:09:54 AM

『仲間』
小さい頃、僕はいじめられていた。
やめてと言ってもやめてくれなかった。
僕はずっと1人だった。
そんなある日、僕の前に1人の男の子が現れ、僕に手を差し伸べてくれた。
その日をきっかけに僕の人生に光が見えた。
僕がいじめられてもその子はいじめっ子から助けてくれた。
あの日以来、僕はその男の子と一緒にいるようになった。
それから数年後。僕は聞いた。
「どうして僕なんかと一緒にいてくれるの?」
「急に何言ってんだ?俺たちは仲間だろ。仲間が困っていたら助けるもんだろ?」
その言葉を聞き、僕は涙を流しながら呟いた。
「そっか…仲間か…」


                     氷雅



12/9/2024, 11:04:43 AM

『手を繋いで』
ある日突然両親が死んだ。
私たち双子は泣いた。ずっと。
そして祖父母の家に引き取られた。
祖父母は優しく私たちに接してくれた。
しかし私たちはずっと部屋に引きこもって泣いていた。
このままじゃだめだ………
私たちが泣くことを両親はきっと望んでいない…
前を向かないと。
すぐにじゃなくていい。
少しずつ少しずつ。
そして私たち双子は一緒に手を繋いで前に進む。
きっと2人なら……


                     氷雅

             

12/8/2024, 11:40:23 AM

『ありがとう、ごめんね』
お母さん…お父さん…
ここまで僕を育ててくれてありがとう…
僕は立派な大人になったかな…?
直接感謝を伝えられなかった…
ごめんなさい…
僕をずっと見守っていてね…

     
                    氷雅

12/7/2024, 11:56:49 AM

『部屋の片隅で』
もう年末なので大掃除をしている。
大掃除は大変だ。家中を掃除しなくてはいけない。
家具などを移動させていると部屋の片隅に何かがあった。
なんだろう?
それは今は亡き妻の大事にしていたネックレスがあった。
俺はそれを手に取り、ホコリをはらった。
なんでこんなところに…
いつも出かけるときは身につけていたのに…
そして大掃除が終わった。
部屋の片隅に棚を置いた。
その上に妻の写真とネックレスを飾った。


                    氷雅

12/5/2024, 12:04:48 PM

『眠れないほど』
なんでだろう?
全然眠れない…
不思議だ…
学校の行事の前日の夜は全然眠れない。
楽しみでドキドキしてる。
早く眠りたいのに…


                    氷雅

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