『遠く…』
あぁ…行ってしまう。
君が遠くに……
今、声をかけたら何が変わるだろうか。
迷ってる暇なんてない。
「待って!俺、君のことが……!」
氷雅
『静かな夜明け』
昨日までは隣にいたのに今はもういない。
今日、彼氏と別れた。
理由を聞いても彼は教えてくれない。
昨日まで本当に楽しかった。
夢みたいだった。
でもそれは終わってしまった。
私は今、泣くことしかできない。
今、この静かな夜明けにただ一つ。
私の声が鳴り響いている。
氷雅
『永遠の花束』
今日、俺は彼女にプロポーズをした。
返事はOKだった。
すごく嬉しい。
ずっと好きだった。
そして今日、やっとプロポーズした。
俺はとても可愛い人を妻にできると思うと嬉しくて嬉しくて、今でも夢なのではないかと思っている。
今日、私は彼氏にプロポーズされた。
すごく嬉しかった。
返事はもちろんOKした。
ずっと彼のかっこいいところ、優しいところを見てきた。
そんな彼のことをいつの間にか好きになっていた。
俺はプロポーズするとき花束をあげた。
私はプロポーズされたとき花束をもらった。
彼女が好きな花。
私が好きな花。
それは 俺たちの 永遠の花束だ。
私たちの
氷雅
『やさしくしないで』
私には気になる人がいる。
でも私の親友もその人のことが好きらしい。
親友は「私、卒業したら告白するんだ」と言っていた。
私は勇気がないから告白することもできない。
だからその人のことは諦めようと思う。
けれどその人は私に優しくしてくれる。
もうやめて……私に…優しくしないで……
氷雅
『隠された手紙』
今日、家の掃除をしていた。
すると引き出しの奥に手紙を見つけた。
それは上に色々な物が置いてあり、隠されていた。
私は手紙を開けてみた。
その手紙は数年前に亡くなったおじいちゃんからの物だった。
その手紙にはこう書いてあった。
「じいちゃんはもう、いなくなってしまう。だけど前を向いて生きろ。これはじいちゃんとの最後の約束だ。ずっと見てるからな。そしてじいちゃんの前に現れてくれてありがとう。お前はじいちゃんの大切な自慢の孫だ。」
私はこれを読んだとき、私は涙を流しながら、おじいちゃんとの思い出が走馬灯のように頭に浮かんだ。
おじいちゃん…私は約束を守れているかな……
氷雅