『仲間』
小さい頃、僕はいじめられていた。
やめてと言ってもやめてくれなかった。
僕はずっと1人だった。
そんなある日、僕の前に1人の男の子が現れ、僕に手を差し伸べてくれた。
その日をきっかけに僕の人生に光が見えた。
僕がいじめられてもその子はいじめっ子から助けてくれた。
あの日以来、僕はその男の子と一緒にいるようになった。
それから数年後。僕は聞いた。
「どうして僕なんかと一緒にいてくれるの?」
「急に何言ってんだ?俺たちは仲間だろ。仲間が困っていたら助けるもんだろ?」
その言葉を聞き、僕は涙を流しながら呟いた。
「そっか…仲間か…」
氷雅
12/10/2024, 11:09:54 AM