お布団あったかい

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12/11/2025, 11:24:11 AM

「夜空を越えて」

隣を歩く

あなたの隣を

あなたにはわからないでしょう?

私がどんな気持ちでいるか

これがどんなに特別なことか

あなたにとっては

他愛ない

ついでの

コンビニへの買い出しの夜道

私とあなたとの距離を

見上げた夜空と重ねる

この空を越えて

あなたの隣で輝けたら良いのに

12/10/2025, 5:15:22 PM

「ぬくもりの記憶」

私は知らない

私は触れない

失敗ばかり

敗戦ばかり

幾星霜も積み重ねて来たのだ

何度も傷ついて

ズタズタになって

寒空の下で 

見窄らしく震えていてる私を

温めてくれるのは自身の腕しかなくて

その度に惨めで暗澹たる気持ちに陥るのに

愚かな私は

普通の人が手に入れる当たり前に

再び憧れて失敗して

再び傷を増やし

ゆるやかに自分を失っていくのだ

12/9/2025, 12:20:35 PM

「凍える指先」

手を伸ばす

いつも

指先は空を切る

届かないと知りながら

あの暖かさに憧れて

繰り返し

手を伸ばす

やがて

凍てつく空気に切り裂かれ

血に塗れたこの指では

あなたの心を掴む資格がないと知り

独り

雪原で暮れなずむ

慰めてくれるのは

凍らぬ涙だけだった

12/8/2025, 7:29:41 AM

「白い吐息」

虚空に向かって息を吐く

私から生み出たとは思えない

澄んだ白は

儚く宙を舞い

溶けて消えた

誰にも思われず

誰にも必要とされず

ただ現象として生まれ消える様は

空虚な私の姿に似ていて

夜をいっそう冷たく感じさせるのだ

12/6/2025, 6:24:38 PM

「消えない灯り」

冷たい夜風は

無理矢理

暖かさを運んでくる

あなたの手の感触を

確かめるように手を握るけれど

私の手は空を掴むばかり

一人という現実が

より一層私を冷たくさせる

胸の中にある灯りは

いつまでも輝き続ける

マッチの灯りのように

消えてしまえば

忘れる事も出来るのに

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