お布団あったかい

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3/6/2026, 7:44:52 PM

「絆」

暗闇の中に

ひとつ光が浮かんでいた

光に向かって

私は必死に手を伸ばす

光は宙を舞い

するりと私の手を掻い潜る

光の動きに合わせ私も踊る

踊るたびに

身体は闇の中で

硬かったり

鋭利だったりする

何かに当たり

身体はひとつ、

またひとつと

削れ、えぐれ、切られ

なくなっていった

やがて

私は宙を舞う光を見上げる事しか出来なくなり

光は天に昇り夜空に群れる星の中に加わっていった

どんなに捧げても

あの光の群れには繋がれない事をわかった私は

目を閉じ

完全な闇の中で

独り溶けていった

1/30/2026, 6:54:49 PM

「あなたに届けたい」

本当を伝えたいよ

でも、ダメだよね

我慢してバラバラになって

粉々になって壊れてしまうよりも

貴方の困る顔をみる方がきっと辛い

貴方が困ってしまう未来が怖い

だから届けるよ

嘘だけを

逃げる事と嫌な奴をやるのは得意なんだ

1/13/2026, 12:58:34 PM

「夢を見ていたい」

終わりにしなきゃ

あなたの一言に喜んで

あなたの仕草に胸を弾ませる

これは遠すぎる夢で

心を締め付ける夢でしかなくて

いつか呪いに変わってしまいそうで

あなたの事を想う日々は輝いているけれど

心が曇る時間の方が長くて

終わらせなくちゃいけないと思った

バイバイ

私の大切な気持ち

どうせなら

知らなければ良かったって思わせてくれて

ありがとう

さようなら

12/30/2025, 8:42:35 AM

「静かな終わり」

傷つけてしまった

私の独善だった

あなたのために

なんて気持ち

嘘だらけだ

立場を利用しただけだ

少しでもあなたの心にいたくて

空回りをしてあなたを痛めつけてしまった

あなたは謝罪を受け入れてくれて

優しくて

前と変わらず接してくれるけど

嫌だったよね

痛かったよね

悲しかったよね

ごめんね

あなたにしてあげられる

本当の思いやりは

消えてあげる事だね

安心してね

この夜にとける吐息のように

ちゃんといなくなるから

12/19/2025, 4:37:45 PM

「手の平の贈り物」

期待していた

他とは違うものを

少し違う物を貰えるのではないかと

でも、現実は優しくなかった

やはり私は有象無象で

あなたの何者でもなかった

この手の平にある物は

ほんの少しの幸せと痛みを同時に運んできた

手の届く場所にいるのに

果てしなく遠い

この苦しみに耐えられそうになくて

あなたから離れるために

私は少しずつ片付けを始めた

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