12/9/2024, 10:51:49 AM
お題《手を繋いで》
どんな深い孤独の夜の底だって、渇いてゆく砂の楽園星の降る砂漠だって、死人の踊る黄昏の国だって、
あなたとなら越えてゆけるよ。
だってあなたは《運命》だから。
12/1/2024, 9:21:44 AM
お題《泣かないで》
きっかけは何だっただろう。
虚ろな瞳で日常を見ていた。あの子――お絵描きしている間も隣にいて、一緒に同じ世界を夢見たあの子。アクアマリンの海色の毛並みが美しい、私があの夏に拾った小さな子猫は――どこへ消えてしまったのだろう。
どこか遠い国へ旅立ったのだろうか。
――私の隣だけが“世界”じゃない。
それなら。この瞳から降る静かな雨はなんだろう――?
11/18/2024, 10:39:43 AM
お題《たくさんの想い出》
太陽と月が巡る。
季節が移り変わりゆく時々を愛猫と歩んできた日々は、永遠に色褪せることのない、物語だろう。
老いて、歩けなくなってきた愛猫。
どれだけ大変だろう、辛かろう。
気持ちをすべてわかってあげることはできないけれど、君が今を生きるから精いっぱいの愛と敬意を持って――終わりまで見守ろう、生きよう。友に。
11/12/2024, 2:39:38 PM
お題《スリル》
嘘をつき続けるのは美しい毒で、日常を甘く、時に痛いほどの絶望と虚無感で麻痺させる。
スリルは快楽《スパイス》。
スリルは劇薬《ポイズン》。
一生溺れて、一生抜け出せない幻想。
11/2/2024, 12:30:43 PM
お題《眠りにつく前に》
神様にありがとうを伝える。
明日もよろしくお願いします、と。
どんな生き方をしてても、やっぱり感謝は大切。
これも小さな幸せのひとつ。積み重ねていくと、いつかきっと大輪の花が咲いて、すてきな花園になるんだと想うわたし。
空想は果てしなくどこへだっていけるの、わたしは臆病だけど空想の翼は壮大だ。