2/13/2023, 7:29:45 AM
お題《伝えたい》
言葉を綴ることは命を繋ぎ止めること。
物語を綴ることは命の煌めき。
私にとって、この世界はちっともやさしいものじゃないから。
だから物語を幻想化しちゃうのだろうか。
だから物語に夢を見てしまうのだろうか。
たとえ《最果て》に今いたとしても。
誰からも理解されなかったとしても。
――だから《今》の自分がいいんだ。
その先に答えがあるよ。
2/9/2023, 3:38:49 PM
お題《花束》
公園を冷たく照らす青い満月。
月下――公園のゴミ箱に詰め込まれた色褪せた花束。
それを無言で見つめる青年。
あんなに愛しい日々を綴り合った恋人は、たった一言だけ言い残して去った。
「好きな人ができたの」
――それがどんなに残酷の言葉か。
――君は知らないから。簡単に告げられるんだろうね。
悲しさも後悔もないかのように、恋人の足取りは軽やかだった。その踏みしめた道には春が咲いているようで、青年とは正反対で。
「もうどうでもいいや。明日世界が壊れたって、僕にはどうでもいい――」
そうぽつり……とつぶやき、青年は歩きだす――その道には冬が、蒼く煌めいていた。
2/7/2023, 10:50:39 AM
お題《どこにも書けないこと》
命を忘れた者は愚者でしかなく。
優しさを忘れた者は空白でしかない。