12/10/2024, 9:34:58 AM
幼稚園の頃は、先生に言われてお散歩の時は君と手を繋いで公園まで行った。
小学生の頃は、気まずくて手なんて繋がなかった。
中学生の時も、気まずかった。冷やかされるのも嫌だった。
高校生になって君と付き合うことになった。
幼稚園からの付き合いだと言うのに手を繋ぐことが恥ずかしくて照れ臭くてなかなか手をつなげなかった。
社会人になって、お酒が飲めるようになると酔ったふりをして手を繋ぐことが多くなった。
そして今。
「ぱぱー!ままー!お手々繋いで公園いこーよー!」
君との子を授かり、その子が自分たちを繋いでくれる。
今日も。3人手を繋いで歩く影が伸びている。
ーーーーーー
手を繋いで
12/9/2024, 9:25:47 AM
「貴方が好きです」
今までにないほど勇気を出した一世一代の告白。
貴方は申し訳なさそうに笑って言った。
「ありがとう、ごめんね」
貴方に好きな人がいるのを分かってて言った言葉。
誰か、そんな私を慰めてよ。
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ありがとう、ごめんね
12/8/2024, 9:21:27 AM
僕の部屋の片隅には幽霊というものが住んでいる。だからと言って怖いわけではない。
むしろーーーーーー
「ただいまぁ〜」
「お帰りなさい…」
その幽霊は挨拶だけだが必ず応えてくれる。それは一人暮らしの僕にとっては帰る家があるという感じがして心地がいい。
いつかーーーーーーー
部屋の片隅なんかではなく、
「一緒にご飯食べようよ」
「……」
円卓を囲めればいいと、そう思ってしまうのだ。
相手は幽霊だけど。
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部屋の片隅で
12/7/2024, 9:55:43 AM
貴方のことが好きだった。
でも貴方には愛している人がいたのね、
恋心も何もかも真っ逆さまになって堕ちていく
12/5/2024, 10:12:06 AM
夜は眠りにつくのが当たり前だ。
少し前のわたしはしっかりと眠れていた。
だけれども、最近のわたしはーー…
眠れないほど貴方のことを思ってる。
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眠れないほど