ぷぷ

Open App
7/2/2024, 2:14:17 PM

日差しが強い日は
彼が私の壁になってくれる。

暑いから俺の背中に隠れてなって
大きい背中で守ってくれる。

たまには守りたくて私も真似をしようとするけど
彼の大きな背中程私は大きくない。

日差しが強いのは嫌いだけど
日差しから守られるのは好きだ。

彼が守ってくれるなら
日差しでも豪雨でも、私は何でも好きになれそう。

6/27/2024, 1:46:18 PM

ここではないどこか
連れて行って欲しい。

もし今もあるのなら
連れて行って欲しい。

疲れを、憂鬱を、後悔を、悩みを。

全て溶かして消してくれるような
そんな所に連れて行って欲しい。

そんな場所ないでしょうって?

あったのよ、昔。

大人になると、中々行けない所。
大人になって、恋しくなる所。
大人がみんな、戻りたい所。

そう。
母の腕の中が、私にとってはそうだった。




6/26/2024, 3:16:56 PM

君と最後に会った日。

雨が降りそうで降らない、嫌な天気だった。

他愛もない会話をして
いつもみたいに笑い合って

お酒を二人で飲んで。

少しお酒が進んだ時
普段誰の悪口も言わない彼女から

上司の悪口がポロッとこぼれた。

私が何をやっても否定してくる
どれだけ頑張っても結果が出なきゃ褒めてくれない
ずっと叱ってくる、あれは人じゃない

段々と暗くなっていく表情を見て
私は何も言えないままお酒を飲む手が止まった。

しばらくの沈黙の後
彼女は長い溜息を吐いて

まぁ、頑張らなきゃだね

と、自分を鼓舞するように
力強く言ってお酒を一気飲みした。

あの時に、気付くべきだった。

次に会う約束は、1ヶ月半後だった。

海に行く予定を立てて
お揃いのビキニを買った。

楽しみだった。
高校時代からの大親友の彼女と思い出が増えるのは。

楽しみだった。
学生時代みたいにまたはしゃぐのが。

でも、その日は来なくて。

彼女のお母さんから
彼女が死んだと連絡が入った。

薬の過剰摂取をした状態で
お風呂に入って、そのまま。

彼女の最期を見た。
彼女は彼女のままだった。

遺書が無かったから、多分突発的だったんだろう。

明日も頑張らなきゃ。
でも頑張れない。薬を飲もう。

あぁ、お風呂に入らなきゃって。

彼女はきっと、そんな風に消えていった。

まだ夢でも会えてない。
お墓にすら行けてない。

君と最後に会った日
あの日から実は、時計の針が上手く進まない。

まだ取り残されている。
出来ればまた会いたいし、思い出を作りたい。

仕事の話もしたいし
今の私なら一緒になって上司を悪くも言える。

だからまた会おう。
また夏が来るから、あのビキニを着よう。

写真を撮って、BeRealにupしよう。

戻って来たら私が守るから
私が楽しませるから。

また会おう、会いたいよ。

6/25/2024, 2:14:19 PM

人、それぞれ一輪づつ
心にきっと咲いています。

何かを忘れていませんか?
周りに馴染む事を望み過ぎて。

何かを見失っていませんか?
合わせる事に精一杯で。

大切なのは心の花。
繊細であなたの中で何より大切にすべきもの。

枯らしちゃだめです。
壊してもだめです。

枯れかけの花に水をあげるように
労わってあげるべき存在なのです。

自分勝手だと言われても
自己中心的だと言われても。

あなたの花はあなたにしか守れない。

咲かせられない花だから。

珈琲でも、紅茶でも、フルーツジュースでも。

あなたの心の花が元気に咲くように
少し、労わってあげてください。

今日も1日、お疲れ様でした。
無事枯れない事を、祈っております。

6/24/2024, 12:57:28 PM

1年後、私は何をしてるだろう。

今の恋人とこのまま結婚するのか
別れて別の恋を探すのか。

今の家で過ごすのか
別のアパートに移るのか。

チョコボールを毎日1つ買う癖は
まだ続いているのか。

仕事は。資格は。交友関係は。

どれも想像した時に
結局私は今に満足してるんだと気付かされる。

だから1年後
今の私のままでいたい。

今の私の人生を
1年後も謳歌していたい。

これ以上の幸せは望まないから
これ以下の不幸に苛まれたくない。

変わらなくていいから
変化は望まないから

せめて私らしく、人生を謳歌していたい。

その為にはまず命ここにあるように
1日1日、噛み締めて生きてみよう。

息が出来る幸せを。
傍に大切な人が居る幸せを。

この世で地に足をつけて歩ける幸せを。

どうか1年後も、忘れないように。

Next