NoName

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10/21/2023, 1:53:14 PM


貴方の温かな膝の上はわたしの特等席
ご主人様はいつも嬉しそうにわたしのことを優しくて撫でてくれる
特に縁側で日向ぼっこしているご主人様の膝の上でくるりと丸まるのが大好きだ
暖かな太陽にあたりながら何時もよりゆったりと過ぎて行く時間はこのまま続けばといつも思う

大好きなご主人様
わたしがにゃあと鳴けなくなるその日が来たら
最期は貴方の傍にいたいと願う

『声が枯れるまで』2023,10,21

10/19/2023, 4:03:09 PM

長い年月をかけて徐々にすり減っていった心はもう元には戻らないのかもしれない
知らず知らずのうちに
互いに傷つけ、傷つきあっていたのだ
2人一緒にいることを選んだ以上、必ず付きまとう問題なのは分かっていた
わかっていたはずなのに……

「わたしたちもうお終いかもね」

わたしは正面に座る彼に向けて静かに告げた

『すれ違い』2023,10,20

10/17/2023, 9:01:09 AM

穏やかな昼下がり
すやすやとお昼寝する2人を
太陽はやわらかな光で優しく包み込んでいた

『やわらかな光』

10/16/2023, 9:22:47 AM

振り返った時の顔
それは別れの時にみせるような顔ではなかった
静かに睨みつけてくる鋭い眼差し
その眼には堪えようとする涙の膜があったわけでもなく、ただただ憎いといった様子だ
睨まれるような事をした記憶……
走馬灯のように、過去の記憶に思いを巡らすがわからなかった
やがて、ふいっと彼は行ってしまったのだった
僕は呆然とその場に立ち尽くしていた

『鋭い眼差し』2023,10,16

10/15/2023, 9:02:36 AM

高く、高く
もっと高く
こんなんじゃ届かない
もっと、もっと高く飛ばなきゃ


『高く高く』2023,10,15

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