君を探して
唐突に始まった終り無きかくれんぼ
空の果てに隠れた君を、探し求める
結末など来ないというのに
どれだけ君の名を遠くに叫んでも
本の様な自由な展開を期待しても
会える事は無いというのに
過去に生きる君は何度もみたのに
今宵を生きる君はどこにもいない
でも生きる君を探している
今すぐ君に会いたい
会う方法など知っている
でもそれを許してはくれない
だけど…
「ねぇ…もういいかい?」
もういいよ――
透明
黒く光る貴方の瞳に私はいない
小さな水溜まりにも私はいない
茜の斜陽が私の体を貫く
影にも追いかけられない
透明な私は透明な過去を思い出す
胸が静寂に染まる瞬間を思い出す
「あぁ私、幽霊なのね――」
あの日の温もり
日溜りのような温もりと
薔薇のように美しい愛で
私は幸せで溢れていた。
でもいつしか私は世界を知り
妬みと憎悪に押し潰されて、
1人の大人として生きていた。
あの温もりはいつしか消えて
やがて思い出となり過去になった。
そしてあの日の温もりを恋しく思う今は
古傷となってしまった――
時間よ止まれ
脳裏に描いた人生計画表
それは白紙だった
ふと前を見ると先が見えない
自分がしっかり生きているのかすら
自信がなかった。
今が辛い
でもこの先もっと辛い
そう決めつけて時が止まることを願う
白紙のままの計画表
ぐしゃぐしゃにまるめて暗い箱
時が止まったまま、辛い事だけが
過ぎ去っていけばいいのにな――
ココロ
今日 私のココロは久々に生き生きとした
部活の先輩たちとのカラオケ
お茶を溢してしまった
でも みんな「大丈夫?」って心配しながら
一緒に拭いてくれた 温かかった
頑張って歌った
するとみんな「うまい!」って拍手しながら
すごい褒めてくれた 嬉しかった
嗚呼 不安に思うことなんて
なにもなかったんだ
廻りの人に見捨てられたらどうしよう
そんな事ばかり考えて1人で生きてた
実際 今も誰かと過ごすのは怖い
だけど 誰かと一緒にいるって 楽しいな
嬉しいな 幸せだな
ココロが温かいなぁ