みゆき

Open App

あの日の温もり

日溜りのような温もりと
薔薇のように美しい愛で
私は幸せで溢れていた。

でもいつしか私は世界を知り
妬みと憎悪に押し潰されて、
1人の大人として生きていた。

あの温もりはいつしか消えて
やがて思い出となり過去になった。

そしてあの日の温もりを恋しく思う今は
古傷となってしまった――

3/1/2025, 7:45:34 AM