みゆき

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7/7/2024, 10:00:46 PM

七夕

熱帯夜の中でただひたすら空を見上げる。
君には見えるの?天ノ川。
私には見えない。天ノ川。
町の光に邪魔されて星が消えて無くなった。
織姫と彦星はちゃんと出会えたのだろうか。
1日だけ会える。そう言っても本当は
一晩しか会えていないのだ。
悲しいな。そんな状況でなんで仕事なんて
出来るのだろう。なんで、
『そんなに強いの?』
そう思った。
七夕のよる。
一晩の夢。
羨む気持ちが漂った。

7/5/2024, 11:32:18 AM

星空

「星空がある人生なら、幸せだろうね。」
「どういうこと?」
「……。夜って、暗くて寒くて、怖くて独り。
光なんてない。でも、そんな夜を灯してくれる
実際、道が見える程明るい光じゃない。
でもあの点一つ一つが心を暖めてくれるの。」
「……。」
「心と同じなのよ。私の心は星のない。
真っ暗な森のなか。そんな時に見方でいて
くれる人がいたら、幸せだろうね。貴方の
ように星のある心は」
「えぇ。幸せ。私はどんなに悪いことを
しても見方がいる。」
「私は今なくなったよ。貴方に裏切られたんだ
から。星は信頼。星は灯。私の心から
星を奪わないで!」

また、星空を求める。
あぁ。この暗い空を受け入れてしまったら
楽になれるのに。
はぁ。もういっそ空もなにもない世界に行ったら
楽になれるのに。
また、星空を求めてしまう。

7/4/2024, 11:16:17 AM

神様だけが知っている

未来?それとも人生の答え?
いいえ。私の場合そうじゃない。

神様だけが知っている 私の辛さ
心にすんでいる神様は実際に手にとってわかる

誰よりも理解してくれるのに
話せないし見えない
神様だけが知っている私を
神様は救ってくれるのかな
胸がズキズキと痛くて
涙が自然と出てくる
神様だけが知っている私の涙
ぬぐってはくれないの?

神様だけが知っている――

7/2/2024, 10:05:37 AM

日差し

カーテンの向こう側
日差しが強く現れる

その光はまるでスポットライトのようで
照らされた人々はそれぞれ主をやどしている
ようだった

雲が光を遮った
眩しくて目が痛かったけど
微かに見える光をみた

雲の上は光の耐えない楽園のようで
晴れ女の生き神様が舞いを舞っているような
気がした

雲が通りすぎる
今度は僕の番だと言わんばかりに光りは
僕を見つめる

新しい物語が始まったような
そんな、日差しがただ僕を見つめてる

7/1/2024, 1:57:33 PM

窓越しに見えるのは

限りなく灰色に染まる空からは冷たい
雫が降り注ぐ

窓越しに見えるのは暗い空
終わりなく続きそう

耳を澄ますと聴こえる
祭りで賑わう人の声
こんな灰色の元で愉快に宴をいそしんでいる

窓越しに見えるのは
窓の向こうに映る孤独な私

透けてかすんだその姿
まるで雨に飲み込まれたかのよう

久しぶりに故郷へ戻ったのに
また壁に閉じ込められた

限りなく灰色へそまる窓越しに見えたあの景色
私と空は一心同体

すなわち心の天気現している――

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