沈む夕日
もう、卒業して二週間。
季節は変わって行くなか世界は
進歩しているのに。
私はまだなにも変わった気がしない。
ちゃんと、大人になれてる?
しっかり、気遣い出来てる?
私の心には別れの寂しさがこびりついている。
もう中学生なんだからしっかりしないと。
そうとばかり考える。変わらなければいけないと
いつまでも変わらないでいい太陽を羨ましく思う
夕焼けの橙色は涙で腫れた目を消し去ってゆく。
嗚呼
この夕日が沈んでも私の目は赤く染まった
ままだろう。何もかも置いてけぼりにされた
私は過去ばかり見て、未来を呪う。
嗚呼
沈む夕日よ。
どうか永久にこの世界を照らしていて。
君が変わらなくても、君以外が変わって行くから
涙を知らない太陽は静寂の訪れと共に
よるの世界へ消えて行く―
星空の下で
夜の星よ
汝は幾千の時を美しいまま夜闇を照らす
そんな美しき汝らを先祖に例えるのは
いささか申し分ない
なので某は汝らを「幻の結晶」と例えよう
人は過去に見上げることを捨て、
星を見ることを忘れてしまったようだ
時に星は人の上を見る役を果たす
それでも礼のない日々はさぞ虚しかろう
某は共感の感情が滲み出る
なぜなら某は星であるゆえ
理解できるというとこだ
某を取り囲む無限の宇宙よ
星が某のみであれば人は私を特別に思い
幾度の夜も某を見てもらえるだろうか
だが他の星がいまいと私はただの見世物だ
仲間がいないと孤立する毎日さ
星空のした
雨上がりの世界で生きる人の目に某はいない
星空のした
水溜まり
君だけが汝らを見つめてくれる
星空のした
皆は私を忘れてく
いいものが思い付きませんでした。
皆さんの文章を見て参考にいたします。
他のお題では、文章を書いているので
興味のあるかたは読んでみてください。
【大切なもの】
わたしは私に聞いてきた。
「大切なものはなにか」
「命だ。それ以上に大切なものはない」とそう
答えた。それは、六年前の一年生の頃。
時はその時から四年後。
最愛の友とぶつかり疎遠になった。
また、わたしは私に聞いてきた。
「大切なものはなにか」
「友だ。友がいるから幸せで、時には困難な
壁を共に乗り越えてくれるから」とそう答えた。
またその一年後。あぁ。空を見上げるように
大きく見えた六年前の桜は、いつの間にか
私の近くにいる。命も徐々に削れて行き、
友とは別れの時がやってきた。
桜舞う空のした。
わたしは私に聞いてきた。
「大切なものはなにか」
「それは、今だ。」
大切なもの―
エイプリルフール
嘘をつくのは楽しいのかな、
大切な友達に嘘をつくなんて私にはできない。
友達:「エイプリルフールだよww」
あなたは私に嘘をつく。
「私、お前のこと嫌い」
「エイプリルフールでしょ?」
「そうだよ!エイプリルフール…」
私は友だと嘘をつく