空ノ宵

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6/16/2024, 1:20:25 PM

       △△へ

1年前、あなたのことを好きになりました。
今日まで伝えられなかったけど
ずっとずっと好きでした。
付き合って欲しいとは思わないけれど、
ただ伝えたかった。
この1年、真っ暗闇に閉ざされた私の人生は
一気に色付きました。
あなたの笑顔に、仕草に、言動に、
とてもとても救われました。
あなたにとっては周りの人のうちの1人だろうけど
私にとっては特別な1人だったんです。

言葉では伝えられないのでお手紙で伝えること、
お許しください。

                   
               〇〇より


『1年前』

6/11/2024, 7:16:26 PM

街並みに灯る街灯、暗くなると光出す星や月。
都市化が進みたくさんの家があるここも、
緑がなく人工的なここも、
地球はそれすらも優しく包み込んでくれるように
今日もまた青とオレンジの透き通った空に包まれて
1日に終わりを告げる。

はぁ、なんて美しいんだろう。

6/7/2024, 1:57:19 PM

世界の終わりに君とキスをしよう。

大好きな君と、笑い合いながら。

世界が終わっても僕は君を好きでいると言った。

その気持ちは変わらない。

明日、午前1時37分。

この地球は隕石衝突によりなくなるだろう。

実際今僕たちが見上げる空には昼なのに

見たこともないような大きさの星が見える。

嘘なんかじゃない。本当に明日落ちるんだ。

世界の終わりは、きっと午前1時35分とは思えないような

明るさと鮮やかさで美しいだろう。

そんな朝であり夜であり世界の終わりであるときに、

君に最後の挨拶と言葉を伝えて、

君のことを目に焼き付けながら

君の声を、思い出を、胸に刻みながら

そっと、キスをしよう。



「おはよう、そしておやすみ。
 ずっと君を愛していたよ。
 もし来世が存在するのなら、
 どうかまた僕を選んでほしい。
 今までありがとう。
 今日の空も、君も、すごく綺麗だ。」





『世界の終わりに君と』

6/4/2024, 2:02:15 PM

狭い部屋って…怖い?
それとも…落ち着く?

「え、誰の声?」

私はあなた。
あなたのこころ。

「わたし…ちがうよ。あなたは私じゃない。」

そう…それなら。それでもいいわ。
でも、私はあなたなの。

「言ってる意味わかんないよ。」

いずれ分かるわ。
狭い部屋はあなたの唯一の居場所だもの。

「え、なんでそれ…。」

言ったでしょう、私はあなたなの。



『狭い部屋』

6/2/2024, 11:03:32 AM

正直さ、多分私たち合わなかったよね。

直して欲しいとことか言える関係じゃなかったし。

きみに私のこと理解してもらえた気がしないし。

らくばっかしててさ。

いまなにしてんの?ってそんな聞かないでよ。

だめなの?自由にしてちゃ。

よく君は「愛してる」って言ってたけど、

…どうせさ、愛してる自分に酔ってんだよ

ずっと私は我慢してたよ。なんでよ…。

っなんで?!私ばっかりさ!!

となりにいたって。なんの支えにもならないよ。

前から、期待なんかしてないけどさ。

かえって清々しいよね。ここまでくると。

らくに…させてよ…。

ねがわせて…。もう、この辛さから、解放されたい。




『正直』
正直きらいだよ…ずっと前からね

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